1:2015/06/24(水) 10:42:02.36 ID:
西フィリピン海で比日の合同軍事訓練が始まった23日、左派系市民団体のメンバーら約100人は首都圏パサイ市の日本大使館前で、比日米が軍事面で関係を強めているとして抗議集会を開いた。元従軍慰安婦の女性6人も参加、最近の日本の右傾化に対して不安を訴えた。

集会は、急進左派系市民連合バヤンの呼び掛けで、女性政党ガブリエラや元慰安婦支援団体リラ・ピリピナスら数団体が参加。参加者らは「日米軍事同盟を許すな」「比の主権を尊重しろ」などと書かれた横断幕や看板を掲げて、午後1時ごろから約30分間、抗議の声を上げた。

バヤンの広報担当で元下院議員のテディ・カシーニョ氏は「今回の比日合同訓練がきっかけで日本が軍事的、積極的な外交方針に転換していくことを懸念している」と述べた。
また、同時期に比米合同軍事演習がルソン地方パラワン州プエルトプリンセサ市の南方沖で実施されていることについても言及し、「米国は日本の協力を得てアジア太平洋地域での優位性を高めている」と批判。「比が中国との領有権問題を抱えているとしても、日米と中国の争いに発展することは望まない」と訴えた。

今月2日から4日間、アキノ大統領は日本を訪れ、安倍政権が今国会での成立を目指している安全保障関連法案の審議に対し「最大限の関心をもって注目している」と発言した。
これについてカシーニョ氏は「大統領の取った行動に失望している。太平洋戦争で比は日本の犠牲者だった。だから、我々は(日本の)危険な方針を受け入れることはできない」と述べた。

リラ・ピリピナスのメンバーで、太平洋戦争時に旧日本軍から性的暴行を受けた経験を持つナルシサ・クラベリアさん(87)は「私たちは旧日本兵の犠牲になり、心の傷は癒えていない」と自身の体験を思い出し、「若い世代に私たちと同じ経験をさせたくない。だから、米国と日本はこの国から出て行って欲しい」と訴えた。

西フィリピン海(南シナ海)南沙諸島で中国との領有権問題を抱えている比政府は昨年4月、在比米軍の国軍基地利用を拡大し、軍事施設の建設を認める比米防衛協力協定(EDCA)を米国と締結。現在は自衛隊のフィリピン駐留や本格的な比日演習実施に道を開く訪問軍地位協定(VFA)の実現に向け準備を進めている。

アキノ政権の動きに対し、バヤンは22日に抗議声明を発表、「中国と対抗するには、比は日米の力を借りずに経済と自国の防衛力を高めなければならない。強大国の力に頼り切ったままでは、自らの防衛能力は徐々に弱まっていく一方だ」と指摘した。

(加藤昌平)

ソース:まにら新聞 2015.6.24
http://www.manila-shimbun.com/category/society/news218433.html

日本大使館前の抗議集会で合同演習反対の声を上げる元慰安婦たち=23日午後1時15分ごろ写す
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