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:2016/02/13(土) 08:55:08.20 ID:
《zak女の雄叫び お題は「冷」》産経前ソウル支局長裁判に無反応 日弁連の不可解 (1/2ページ) - ZAK女 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/zakjyo/zkj-news/news/20160212/zkj1602121140001-n1.htm


 平時には分かりにくくとも有事になって初めて見えてくるものがあります。人の性質や価値観、度胸、人間関係、団体の本質といったものでしょうか。

 昨年無罪が確定した産経新聞前ソウル支局長の裁判をめぐり、個人的に動向を注視していた団体がひとつありました。日本弁護士連合会(日弁連)です。

 左派的傾向の強い声明を多発することで知られる日弁連ですから、それゆえ、報道・表現の自由、刑事被告人の権利擁護に関わる問題には、迅速に敏感に反応してくれるのだと思っていました。

 しかし、裁判が終結した今も、日弁連がこの問題で大々的に何かを発信してくれたという記憶はありません。(もしかして、こっそりと発信してくれていたかもしれませんが)

 裁判が大詰めを迎えていた昨年秋ごろ、知り合いの司法関係者に日弁連の冷た~い反応について相談したところ、真っ二つの反応が返ってきました。 

 ひとつは「え、日弁連がこの問題に何の声明も出していないのですか? まさか、そんなことはないでしょう」。これは日弁連性善説。もうひとつは「そりゃあ、産経だから出さないのに決まっているじゃないですか。在宅起訴されたのが朝日の記者なら即刻非難声明が出されていますよ」。これは日弁連差別論者説。

 かつて司法を担当していた経験から私は無論(!?)、性善説に立っていたのであります。

 いやいや知っておりますとも。日弁連と産経の関係がかんばしいものではないことを。日弁連が、捜査当局による自白の偏重を糾弾すれば、産経の当時の論説委員は「自白は証拠の王様」との社説を執筆。この社説を日弁連が非難すれば、「やはり自白は証拠の王様」との社説が登場。このときは、私も少しズッコケたりして。

 死刑制度、特定秘密保護法、安保法制など世論を二分する問題で両者は意見対立してきました。でも民主主義社会なのですから意見対立が存在することは健全な証拠。言論には言論で応じるべきであり、刑事権力をもって封じ込めようとするものではありません。

 それに左派だから必ずしも産経をソウル裁判で支持しない、ということはありません。

 「国境なき記者団」「外国特派員協会」「自由報道協会」…。検察の聴取や在宅起訴を問題視する声明を出してくれた内外の各団体は、日頃、産経とは異なるスタンスのメッセージを出している団体であり、好悪でいえば産経のことは好きではないはず。

 でも、前支局長裁判は、スタンスの違いを超えた、普遍的価値観の問題だったと思います。又聞きではありますが、ある日弁連関係者は「産経を支援すると韓国の弁護士会とのせっかくの交流に影が差す…」と発言したとかしないとか。

 ここで思い出すのが韓国の某反日極左団体です。彼らは、前支局長が検察の聴取を受けるというごく初期の段階で、何と!支援の申し出をしてきたのです。彼らに保守政権、朴槿恵(パク・クネ)大統領叩きという政治的意図があったのは事実ですが、「産経の報道は妄言だと思っている。そのことはしっかり主張させてもらうが、こういうやり方には反対する」と明言していました。

 実際のところ、日弁連の声明にどれほどの影響力があるかは分かりません。でも、今後、日弁連が報道・表現の自由に関する何らかの声明を出したとしても、それこそ、その説得力には影が差してるのではないですか。(kamo)

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 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。2月のお題は「冷」です。