1:2016/03/03(木) 22:43:28.54 ID:

 韓国の通貨ウォンが下落していることについて、中国メディアの科技日報はこのほど、「韓国からマネーの逃避が止まらない」と伝え、今後さらにウォン安が進行する可能性と「小規模」の危機ぼっ発の可能性について論じた。

 記事は、ウォンが2月中に1ドル=1240ウォンに接近した際、韓国の財務相が「急激な為替変動には速やかに対応する」と述べていたことを紹介する一方、2月29日に一時1ドル=1240ウォンを超えてウォン安が進行したことについて、「韓国当局にとっての防衛ラインである水準を突破し、2010年6月以来となる水準まで下落した」と指摘した。

 さらに、一部では「韓国政府はウォンの下落を阻止できないとの見方もある」と伝え、中国経済の成長鈍化、原油価格の低迷、北朝鮮の核問題といった各種リスクに直面する韓国から資金を引き上げ、安全資産へと資金を移す動きが加速しており、そのためウォン安が進行していると論じた。

 また記事は、ウォンの下落速度に「不安を感じずにはいられない」とし、2016年に入って以降、アジアの通貨のなかでも特に下落していると指摘し、民間のシンクタンクでは「ウォンが1ドル=1250ウォンまで下落し、その後は1ドル=1270ウォンまで下落する」との見通しもあると紹介した。

 通貨の下落は一般的に輸出に有利とされるが、韓国の場合は「ウォン安でも輸出は増えない」と指摘。実際、15年1月以降、韓国の輸出は前年の実績を下回り続けており、ウォン安が輸出の増加に寄与しているとは言い難い状況にある。記事は、ソウル大学の教授の見解として「1ドル=1300ウォンまでウォン安が進めば、為替市場は混乱し、外国人投資家の資金引き上げはさらに加速し、小規模ながらも危機が起きる可能性がある」と伝えた。

(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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