1:2016/03/08(火) 21:11:23.46 ID:
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中国が外貨準備高を実際よりも水増ししているという疑惑に対し、中国政府が強く反発し、論争が過熱している。

 中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁は6日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の会期中に記者会見し、「明らかに言えるのは、流動性基準に合わない資産は公式な外貨準備高からは除外されるという点だ」と述べた。すぐに現金化できる資産だけを外貨準備高に算入していると強調した格好だ。易副総裁の発言は、中国がすぐには現金化できない非流動性資産を外貨準備高に含め、金額を水増ししているという疑惑が強まったためだ。

 中国政府が公表した1月末の外貨準備高は3兆2308億ドルで、世界最高だが、19カ月連続で減少を続けている。外貨準備高が一定基準以下に低下すれば、中国政府が為替市場の変動に対応することが難しくなると懸念されている。米国のヘッジファンドを運用するカイル・バス氏は「中国の実質的な外貨準備高はせいぜい2兆2000億ドルと推定される」と述べた。つまり、現金化可能な資産だけで判断すれば、中国政府の公式発表の70%に満たないことになる。西側メディアは中国が短期間では売却が難しい海外不動産を外貨準備高に含めているのではないかと指摘している。

 中国政府は弁明に必死だ。全人代期間中に人民銀副総裁が記者会見を開いたこと自体が異例と言える。易副総裁は「(外貨準備高は)米ドルだけでなく、ユーロ、日本円、英ポンドはもちろん、新興国通貨でも構成されている」と強調した。人民銀の歴史上初めて、外貨準備高に米ドル以外の通貨も組み入れられていることを公式に明らかにした格好だ。複数の外貨を保有しているので、人民元安を防ぎ、危機に対処できるという趣旨だ。

 易副総裁はまた、「外貨準備高が減ったのは、中国人民がドルを隠しており、表に出てこないだけだ。ドルが海外に大量に流出したわけではない」と強調した。国際決済銀行(BIS)は「中国の外貨準備高が減少したのは、中国が多額のドル建て対外債務を返済した結果とも言えるため、最近の国際社会による懸念は行き過ぎの面がある」と指摘した。

孫振碩(ソン・ジンソク)記者
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