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:2016/03/09(水) 09:47:37.90 ID:
 国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を受け、中国政府が北朝鮮船舶との交易を全面的に禁じるなど、厳しい措置に出る方針であることが8日、複数の中朝関係者の話で分かった。銀行での人民元取引を停止したとされるほか、全輸出品の開封検査にも踏み切る見通し。北朝鮮に甘いとの国際社会の批判をかわす狙いがあるとみられる。

 2日の安保理決議を前に、中朝交易の中国側拠点である丹東港では1日から北朝鮮船舶の入港を禁じる措置が取られている。

 中朝貿易関係者によると、さらに中国当局から、入港した北船舶の北朝鮮への帰港を10日から禁じる通達が出されたという。制裁決議は北企業が管理する31隻の船名を列挙。フィリピン当局はうち1隻を資産凍結措置にした。

 中国でも本土の全港で対象船舶の寄港が確認されれば、抑留・査察を実施し、差し押さえ措置を取るとみられている。

 中朝当局者によると、陸上交易についても税関係官らを増員し、全ての対北輸出品に関し包装を開封しての検査を実施する予定。米ドル建ての対北送金などを停止してきた中国主要銀行が人民元建て取引も停止したとも伝えられている。

http://www.sankei.com/world/news/160309/wor1603090007-n1.html


【対北制裁】堪忍袋の緒が切れた習政権「顔に泥を塗った」 正恩氏は軍国境配備指示、中朝“冷戦”へ

 国連安全保障理事会の制裁決議を受け、中国政府が北朝鮮への厳しい措置を打ち出したのは、第一には国際社会の目を意識したものだ。中国への当て付けのように挑発をエスカレートさせる金正恩(キム・ジョンウン)政権に対する“怒り”を見せつける意思もうかがえる。中国の背信行為だとみなして北朝鮮側も対抗姿勢を強めており、一層の関係冷却化は避けられそうにない。(桜井紀雄)

 「中国の対北擁護が制裁の効力をそいできた」

 日米韓を中心に対北制裁でつきまとってきた不信感だ。これを打ち消すように、中国は、北朝鮮船舶の交易全面禁止や全輸出品への開封検査という強い措置に踏み出そうとしている。

 正恩政権は、中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表が訪朝中に長距離弾道ミサイルの発射を通告。武氏は最近、韓国紙に「北朝鮮は中国の顔に泥を塗った」と不快感をあらわにした。この怒りを目に見える形にしたのが今回の措置といえる。

 ただ、北朝鮮貿易の9割が対中という現状のなか、全品検査は現場に多大な負担を強いる。複数の抜け道も指摘され、厳格な措置が続くのも北朝鮮で朝鮮労働党大会が予定される5月までだろうとの観測もある。

 一方、金正恩第1書記は、先制攻撃に言及するなど米韓との対決姿勢を誇示しているが、政権内では、むしろ、決議に同調した中国に対する反感が強まっているという。

 北東部、清津(チョンジン)に駐留する朝鮮人民軍第9軍団の兵力を中朝国境の茂山(ムサン)や会寧(フェリョン)に配備するよう指示が下されたともされる。今のところ、兵力の移動は確認されていないが、対中示威の一環とみられる。

http://www.sankei.com/world/news/160309/wor1603090010-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/160309/wor1603090010-n2.html