flowers-164028_640_20160315110705c80.jpg 
(イメージです。)


1
:2016/03/14(月) 21:07:15.10 ID:
 韓国の旅客船セウォル号沈没事故の遺族4人が東日本大震災から5年となった11日、石巻市や女川町など県内の被災地を訪れた。犠牲者を悼み、遺族らと悲しみを分かち合った。

 津波で児童・教職員計84人が死亡、行方不明となった石巻市立大川小学校では、次女千聖ちゃん(当時11歳)を亡くした紫桃隆洋さん(51)から「みぞれが降る中、子どもたちは校庭で待ち続けた」と避難が遅れた状況の説明を受けた。地震が起きた午後2時46分と、津波が到達した午後3時37分には、ともに黙とうをささげた。

 次男(当時16歳)を亡くしたチョン・ブザさんは「説明を聞き、当時の光景が目に浮かぶ。心苦しい。惨事から何か一つでも学びたい」と話した。

 その後、女川町に移動し、雪が舞う中、七十七銀行女川支店で津波の犠牲となった従業員の遺族と交流。長男の健太さん(当時25歳)を失った田村弘美さん(53)が「悲しみは時がたつと逆に深まる。皆さんも同じ思いではないでしょうか」と問い掛けると、涙を浮かべながらうなずく姿も見られた。

毎日新聞 2016年3月13日
http://mainichi.jp/articles/20160313/ddl/k04/040/042000c