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【高校無償化】
弾圧にカウンターパンチを~2.20 省令改悪から3年
企画 単独 ⋅ By riae ⋅ 2016年 4月

3年前の2013年2月20日は、文部科学省が朝鮮高校を無償化制度から永遠に除外するために省令を改悪した日だ。この日に合わせ、日本各地では集会や街頭宣伝など「一斉行動」が行われ、在日コリアンの子どもの学ぶ権利を奪い続ける日本政府へ怒りの声を突きつけた。
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“一人でも多く連帯の輪を”
大阪で全国集会

「こどもたちの笑顔と希望のために 朝鮮学校高校無償化全国一斉行動全国集会」が2月13日、大阪市北区の大淀コミュニティーセンターで行われ、日本各地の無償化裁判支援団体、朝鮮高校生徒、保護者をはじめとする同胞、日本市民ら420人が参加した。

集会では「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」の韓哲秀共同代表があいさつをした。朝鮮学校の保護者歴が17年になる韓さんは、「高校無償化制度から除外されて6年。大阪府と市の補助金も打ち切られ、本当にしんどい。しかし、朝鮮学校は孤立無援の戦いを強いられているわけではない。200を超える市民団体で『無償化連絡会大阪』が成立している。これは朝鮮学校を差別から守ることが、日本の人権意識を高めることだと信じているから」と思いの丈を伝えた。

「この戦いを生きぬくために一番必要なのは連帯。私たちの『連帯』を徹底して嫌う植民地主義者たちの策略に乗ってはいけない。かれらの言い分を冷静に分析して、内部分裂しないこと、一人でも多く連帯の輪を広げることが何より大事だ」と語ると、共感の拍手が送られた。
 
丹羽雅雄・大阪無償化・補助金裁判弁護団長は、「高校無償化差別は、歴史修正主義、改憲、教育の国家主義的改編を推し進める安倍政権による民族教育への露骨な政治介入であり、補助金裁判は、これに呼応する橋下徹・維新勢力の地方自治行政による政治介入だ」と人権意識なき為政者たちを非難した。

また、大阪無償化裁判(2013年1月24日提訴)と補助金裁判(2012年9月20日提訴)について、「早ければ年内に判決が出る可能性がある」との見通しを語り、社会的な関心で裁判を盛り上げていこうと呼びかけた。続いて、大阪、福岡、広島、愛知、東京の代表から無償化、補助金裁判の進行状況、支援活動などが報告された。

集会では、大阪補助金裁判第17回口頭弁論(1月21日)で上映された大阪朝鮮学園を紹介する映像が流された後、大阪、京都、神戸朝高に通う3人の高校生たちが発言し、「朝鮮人としての『心の軸』を得ることのできる特別な場所が朝鮮学校だ」(大阪)などと母校への思いが伝えられた。

また、「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」のソン・ミフィ共同代表の連帯あいさつ、昨年末に作詞作曲された朝鮮学校応援ソング「モア(more)」の合唱後、「連絡会」事務局の大村和子さんが集会決議文を読み上げ、大きな拍手によって採択された。 決議文は、馳浩文部科学大臣にすみやかな無償化制度の適用を求めた。(朝鮮新報・高英俊)

文科省へ、怒りの要請

2月19日には東京・虎ノ門の文科省前に朝鮮学校生徒と保護者、日本人支援者など、日本各地の代表ら約50人が詰めかけ、朝鮮学校を6年間も無償化から排除し続ける文科省へ抗議と要請を行った。

くしくもこの2日前、与党・自民党が、朝鮮学校への地方自治体の補助金廃止を検討すべきとの考えを示したことが明らかになり、文科省職員へは、「子どもたちがまた政治の道具になっている」「本当に許しがたい」など厳しい抗議がなされた。

越政樹・初等中等教育局財務課高校修学支援室専門官と小林克嘉大臣官房国際課国際協力企画室室長補佐が会場に到着すると、各地の代表や同胞たちが発言した。

「外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク・埼玉」の共同代表として請願書を提出した斎藤紀代美さんは、「朝鮮学校の生徒たちの尊厳やアイデンティティを深く傷つけ、非教育的と言わざるを得ない。国による差別は当事者を苦しめるだけでなく、民族に対する差別やヘイトクライムを社会全体に広げることにつながる」としながら、朝鮮学校の無償化制度適用を求めた。
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