1:2016/04/02(土) 17:30:16.48 ID:

ドラマ「太陽の末裔」が軍国主義論議に包まれたという。ところがドラマを視聴した人ならば太陽の末裔を軍国主義と結び付けることに同意しないだろう。軍人と軍人精神を素材に扱ったからといって軍国主義というのは行き過ぎた論理の飛躍だ。

軍国主義は軍事力増強を優先して国民生活より戦争の準備や政策を重視する理念だ。第二次世界大戦を起こしたドイツとイタリア、日本が軍国主義を指向した代表的な国だ。日本は21世紀にも「軍国主義遺伝子」が死なずにうごめいている。

軍国主義日本は1946年発効された平和憲法によりいかなる武力も交戦権もない国になった。ところが1950年、朝鮮戦争を契機に警察予備隊を、2年後にはこれを保安隊に、また、2年後には自衛隊に名称変更した。湾岸戦争と9・11テロ以後、紛争地域介入も可能になった。日本はまだ透明でないようだ。

朝日新聞は一昨日、安倍政権が平和憲法を改正して日王を国家元首の地位に格上げし、自衛隊を名実共に陸・海・軍(空?)の国軍に変更する二番目の試みをしていると報道した。安倍政権は2012年、軍国主義を復活する改憲案を持ち出して周辺国を緊張させた。前文に‘天皇を迎えて’を挿入し、戦争放棄条項を改正し、緊急事態宣言に関する内容を入れた。過去と違った点は来る7月参議院選挙に合わせて衆議院を解散した後、同時選挙を実施して改憲数を確保するという具体的な腹案を持っている点だ。

日王と軍国主義復活が脈を同じにする点で憂慮せざるをえない。私たちの安保にも直接的な脅威になるほかない。日本はすでにアジアで中国に対抗する軍事大国だ。最先端武器は言うまでもなく、自衛隊兵力だけで25万人にもなる。

自衛隊でも日本国軍でも中身は違わないという主張もある。しかし「天皇に仕えて国防軍を持った日本」は次元が違う。日本の右傾化はより一層速度を増して強大国と軍備競争も繰り広げるだろう。独島(ドクト、日本名:竹島)問題に対する日本の武力介入の可能性も大きくなる。駐韓米軍の役割も縮小され、南北統一も遅滞するなど様々な変化も予想される。

私たちとしては安倍政権の軍国主義化を防ぐ確実な方法はない。現実的に期待できるのは日本の成熟した市民意識だ。日本には軍国主義復活を叫ぶ人がいるが反対する声も大きい。

だからといって見てばかりではいられない。軍国主義の夢をあきらめるように周辺国と共助外交を行って日本を圧迫する必要がある。専門家たちは米国の他にも中国やロシアなど多者間安保協力を提案している。日本の軍国主義化は「太陽の末裔」論議のように軽い問題ではない。軍国主義が復活する前に芽をつまなければならない。

カン・ドンヒョン論説委員

ソース:ソウル新聞(韓国語) [種減産する方法]復活する軍国主義/カン・ドンヒョン論説委員
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20160402023006