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:2016/04/08(金) 23:31:53.80 ID:
 注目されているアジアインフラ投資銀行(AIIB)の第1弾の投融資プロジェクトは今四半期に始動する見通しだ。

 世界経済が低成長に陥るなか、中国が推進している「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線でのインフラ建設プロジェクトに各国から高い関心が寄せられている。欧州投資銀行(EIB)、欧州復興開発銀行(EBRD)、アジア開発銀行(ADB)、世界銀行といった国際金融機関や、ロシア、インド、EU(欧州連合)などはAIIBとのプロジェクト連携を急ぐ。世界の資本市場で複数の「重量級」プロジェクトが浮上している。

・国際金融機関が連携に強い意向

 AIIBの金立群・総裁は公の場で、今年第2四半期に第1弾のプロジェクト融資がスタートすると表明。これを受け、複数の国際機関がAIIBとの連携・協力を強める意向を示した。

 欧州投資銀行のホイヤー総裁は5月に北京を訪問し、AIIBと協力する機会を探りたいとしている。ホイヤー氏は、中国が主導するAIIBについて、欧州投資銀行の内部でも多くの議論が行われ、双方にとって適切なプロジェクトがあれば、協力や共同融資を行う可能性があると語った。

 また、アジア開発銀行もAIIBとの連携に興味を示し、それによる地域発展への相補効果に期待を寄せている。同行の中尾武彦・総裁は先月末、AIIBとの共同融資について言及し、「AIIBで今年第2四半期に初となる投資プロジェクトが承認される見通しだ。AIIBとADBの共同融資を前提に、現在は準備が積極的に進められている」と述べた。中尾氏はまた、中期的にアジアで資金需要が増えれば、「今後は増資が必要となる」との見方を示した。

・次第にプロジェクト詳細が浮き彫りに

 注目されている第1弾プロジェクトの詳細はまだ公表されていない。ただ、プロジェクトへの参加に待ちきれない各側の発言などから協力の青写真が浮き彫りになりつつある。

 ロシアの通信社・スプートニクが3月末に伝えたところによると、ロシア極東発展基金の責任者は、同基金がAIIBに対しロシアにおけるプロジェクト19件への共同投資を提案することを明らかにした。必要される投資額は90億米ドルに上る。

 同責任者によれば、投資プロジェクトは主に採鉱分野のインフラ施設、国際交通回廊、港湾、空港の建設などに集中しているという。

 また、インドのある高官はAIIBに融資を求めていることを明らかにした。同国のモディ首相は2020年までに太陽光発電プラントの発電容量を100ギガワットに引き上げる計画を打ち出しており、AIIBからの融資でプロジェクトを資金面でサポートする考え。インドは現在、中国に次ぐAIIBの第2位株主となっている。

・AIIBの魅力と包容性

 AIIBとの連携に向けた動きが活発化するなか、当初はAIIBに懸念を抱く西側諸国も揺るぎ始めている。AIIB投資プロジェクトの始動につれ、透明かつ公平な運営体制が世間で知れ渡るだろう。より多くの協力モデルが誕生し、包容に満ちたAIIBの発展を後押しする。

・ウインウイン関係の構築と発展に世界が期待

 AIIBの第1弾の投融資プロジェクトが世界から注目される大きな要因はそのモデル効果にある。より広範囲にわたり、中国とアジアの協力に契機が訪れる。世界経済が「New Mediocre=新たな凡庸」という状況に陥るなか、クロスボーダー投資や優良プロジェクトの推進で如何に連携を強めることが、成長が直面する難題を解決するカギとなる。投資各側のウインウイン関係の構築に向け、このタイミングで登場するAIIBは有益なプラットフォームとなる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月8日16:36:33
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2016-04/08/content_38204217.htm