韓国 
(イメージです。)


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:2016/04/10(日) 08:04:21.40 ID:
 13日投開票の韓国総選挙は、来年末の大統領選を占う選挙としても注目されている。与党、セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表や野党、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)共同代表らが大統領選への出馬を取り沙汰され、各党の獲得議席数などがそれぞれの“大統領への道”に大きく影響するためだ。しかし総選挙とは無関係ながら、大統領選候補の呼び声が最も高い“陰の主役”がいる。


「地元初」に高まる期待

 「“バカのように学びなさい”と書いてあるでしょ。一生懸命に勉強しましょうね」

 大田(テジョン)から約70キロ、陰城郡の村落に潘氏の生家があった。ソウル近郊から来たという母親が見学しながら子供に諭していた。生家は1日に約500人が訪れるという観光地となっている。

 潘氏は外交官出身で外交通商相を経て2007年から国連トップの事務総長。現在2期目の任期は今年末までで、来年末の韓国大統領選への出馬は可能だ。韓国では立志伝中の人物として人気が高く、次期大統領にふさわしい人物を問う世論調査でもトップを走る。

 都市部の大田では「『世界の大統領』まで上りつめた人。これ以上、欲はないでしょう」(60歳男性)という声も聞かれるが、生家周辺は「世界中を見てきた人だからこそ、やってもらいたい。この村にもお金が落ちる」(64歳男性)といった待望論ばかりである。

 高まる期待の背景には、朴正煕(パク・チョンヒ)氏から現・朴槿恵(クネ)氏までの9人の大統領のうち、忠清北道・南道(ナムド)出身者がいないという事情もある。

与党も野党も秋波送るが…

 潘人気は今回の選挙戦にどんな影響を与えているのか。陰城郡は与野党が激突する選挙区だ。バスターミナル付近の与党セヌリ党の選挙事務所を訪ねた。

 党公認、慶大秀(キョン・デス)候補の補佐官は「与党も野党も潘氏に(大統領選候補として)ラブコールを送ったことがあるが、潘氏は立場をはっきりさせていない。だから潘人気が与党に有利なのか、野党に有利なのか分からず、対策の立てようがない」とお手上げ状態だ。

 セヌリ党内の潘氏をめぐる動きは、朴大統領と距離を置く非朴派と、親朴派の対立とも絡んでいる。大統領選候補として非朴派は金代表を掲げる一方、親朴派には潘氏を擁立しようという動きがある。総選挙の結果次第で潘氏擁立論がさらに高まる可能性がある。
 
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/asia/sankei-wor1604090060.html