韓国 
(イメージです。)


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:2016/04/24(日) 23:04:01.76 ID:
 熊本県を中心に九州で相次いだ地震は、隣の韓国にも思わぬ余波をもたらした。釜山など韓国南部でも揺れを観測したが、「警報体制もない」と韓国政府への不満が噴出した。日本に対しては、素早い対応や、いたわり合う被災者らを称賛する一方で、インターネット上には、反感をむき出した書き込みも目立った。韓国人からも多くの寄付金が集まった東日本大震災のときとは、「日本を見る目が変わった」と分析する韓国メディアもある。

  ■「たくさん買えば、他の人が食べられない」

 18日早朝の熊本市内のコンビニエンスストア。韓国紙、中央日報の記者は「家族4人分の水4本とおにぎり8個」を買ったという一人の主婦に質問した。

 「なぜ、食料品をもっと購入しなかったのか」

 主婦からは、「たくさん買えば、他の人が朝食を取れなくなる」との答えが返ってきたという。

 同紙は、大きな被害が出た南阿蘇村の避難所で、「限られた食料品を、大学生が高齢者や子供に譲った」という声も伝えている。

 別の記事でも「避難所では、乱暴な声は聞こえない。救護品の遅れに対し、政府や地方自治体を恨むこともなかった」と記し、食べ物を譲り合う被災者や少ない食料配給でも不満の声がなかった様子を描いた。

 「極限状況でも、秩序意識と配慮の精神はそのままだった」

 朝鮮日報で東京支局長を務めた論説委員も、「誰も空いている反対車線に侵入して走ることはなかった。誰かが反対車線に入って追い越し、通行が乱れれば、2日過ぎても到着できなかっただろう」と東日本大震災で取材に駆けつけた際の秩序立った日本人の行動についてコラムで振り返った。

 日本の震災対策についても、「号泣し、絶叫し、デモをし、断食闘争をするのではなく、忍耐して研究するのが日本のやり方なのだ」と論じている。

 2年前に起き、300人以上が犠牲になった旅客船「セウォル号」沈没事故をめぐる韓国社会での騒動が念頭にあるのだろう。事故後、遺族や反政府派が「徹底闘争」を掲げてデモや断食をし、国会も空転。事故の再発防止に向けた法案さえ通過しない状況が続いた。

 両国の反応を比較し、韓国の読者に向け、暗に「韓国も日本を見習うべきだ」と諭しているようだ。

  ■「目を背けたくなる中傷」

 一方で、5年前の東日本大震災当時と異なり、韓国人の反応が冷淡になっているとの分析も出ている。

 同紙の別の記者はコラムで、「残念なのは、大きな不幸に見舞われた隣国の人々に対し、韓国人の温かさが今回はあまり感じられないということだ」と指摘。熊本地震に関するネット上の記事に寄せられたコメントには、「目を背けたくなるほどの中傷やひどい内容が多い」と嘆いた。

 中央日報のコラムも、東日本大震災時には、韓国で「過去は過去。人間的に日本を助けよう」という声が盛り上がり、即座に45億円もの寄付金が赤十字に集まったという「愛憎」両面を持つ韓国人の日本観を挙げた上で、変化に言及した。

 「こうした民心が今回の熊本地震では大きく変わった。愛憎のうち、愛が蒸発した」

 今回は、「募金であろうと、10ウォン(約1円)も与えてはいけない」という「ひどいコメントがあふれている」という。

 「より大きな悪材料は、『韓国人が井戸に毒を入れた』という流言が日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に広まったというニュースだった」とも記している。

>>2以降に続く)

(外信部記者)

zakzak 2016.04.24
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160424/frn1604241025006-n1.htm