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(イメージです。)


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:2016/05/05(木) 20:30:30.99 ID:
 韓国を昨年訪れた外国人観光客は約1323万人で前年より6・8%減り、訪日客との比較でも7年ぶりに下回った。韓国メディアは日本は観光庁設置によって外国人客誘致に成功したと持ち上げ、「観光庁ない観光大国は韓国だけ」などと韓国政府を批判。だが観光庁ができても“苦情処理”が初仕事になりそう。今年は何としても外国人客数を取り戻したい韓国だが、どうやらライバルの日本を誘客のターゲットに据えたようだ。東京でイベントを開催したり福岡でPRのラジオ番組を開始したりと、なりふり構わない。

・「観光庁」の初仕事は苦情処理?

 韓国紙、中央日報(電子版)は、「朴槿恵(パク・クネ)政権は日本ぐらいの規模の本格的な観光政策を出したことがない」と痛烈に批難する。この国の観光政策は文化体育観光部の専門担当局長が1人で仕切っているという。トップダウンのため、宿泊、交通、免税、海外広報-などの政策がまったく体系化されていないということだ。 

 このため、「観光庁をすぐに新設して迅速な対応に出なければならない」との指摘が専門家の間で出ている。中央日報は「観光で雇用創出に成功する国々はすべて観光専門担当の政府機関を置いている」とする漢陽大のイ・サンビン教授の指摘を紹介している。実際にカナダやオーストラリア、ニュージーランド、タイ、フランスなどでは観光産業が活性化。日本も2008(平成20)年に観光庁を設置し、昨年は訪日客2000万人に迫るなど目に見える成果が出ている。

 仮に朴政権がすぐに観光庁を作ったとしても、インフラ整備や税制面の法改正などやるべき仕事は山積している。だが中央日報が指摘した、最優先で取り組むべき課題にはあきれてしまう。

 「年間900件に及ぶ観光の不満から解消しなければならない。最も多い不満はやはりタクシーサービスとぼったくりだ」

 次元が低すぎる。日本の観光庁と同じように成果が出るかは疑わしい。

・上客だった日本人をどうしても取り込みたい

 一方で、韓国政府は外国人観光客を取り込むためにはなりふり構っていられないようだ。ターゲットを日本人に絞り込み、2月には230万人の誘致に向けて本格始動した。

 聯合ニュース(電子版)によれば、韓国観光公社は「2016~2018韓国訪問の年」を日本でPRするため、「2016韓日観光交流フェスティバル」を2月17~18日に東京で開催した。日本でも人気の男性ボーカル・ダンスグループ「超新星」のライブ&トークショーも行われ、韓国の旅の魅力を約3000人に発信したという。

 韓国にしてみれば、かつて“上客”だった日本人を再び呼び込めれば、「観光大国」に近づくとでも考えたのだろうか。中央日報によると、2012年までは外国人観光客による韓国国内での消費(インバウンド消費)の30%以上を日本人が占めていたが、13年以降は訪韓日本人観光客が減少し続けているという。慰安婦問題などで日本人の間に嫌韓ムードが広がったことが背景にある。

 文化体育観光部は「日本人の韓国旅行への関心が高まれば、両国の友好関係が確かなものになる」と強調する。だが、日韓友好には韓国人自身の意識を変える必要もあるはずだ。日本人にだけ変化を求めるのは相変わらずである。

・福岡は本当に近いのか!

 まずは韓国へのアクセスがよい福岡に狙いが定められたようだ。福岡からソウルまでは空路1時間半足らず。博多-釜山間もフェリーで片道3時間弱、大人1万3000円である。

 4月から福岡のFMラジオ放送局「cross fm」で、韓国観光などに関する総合情報提供番組「K-story」の放送が始まった。韓国観光公社福岡支社が、日韓関係が冷え込む中でも韓国の魅力を伝えようと企画したという。

 番組の進行役は韓国大衆文化ジャーナリストで韓国観光名誉広報大使の古家正亨さんで、韓国の最新トレンドを紹介し、韓国旅行の情報を発信する。韓流スターが韓国の魅力を伝えるコーナーもあるという。毎週土曜日午後6~7時にオンエアされる。

 聯合ニュースによれば、韓国観光公社福岡支社の李鶴柱支社長は番組について「韓流ブームを復活させ、観光公社と旅行者、旅行業界がコミュニケーションを取る場にしたい」と話したという。

 福岡を足がかりに、訪韓日本人を増やしたい韓国。近くて遠い福岡にならないことを祈りたい。

産経WEST 2016.5.2 11:00
http://www.sankei.com/west/news/160502/wst1605020008-n1.html