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▲義挙当時チョ・ミョンハ義士の実際の姿。
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▲「韓国史の知識キャンペーン - チョ・ミョンハ」編のカードニュース12枚。

(ソウル=聯合ニュース)ワン・キロァン記者
 
「88年前の1928年5月14日、台湾台中市大正町図書館前でどんなことが起きたか知っていますか?」

日本ヒロヒト(裕仁)天皇の妻の父である久邇宮邦彦王(くにのみや くによしおう)陸軍大将が陸軍特命検閲使として台湾に来た時、日本人たちは熱烈な歓迎行事を行った。

趙明河(チョ・ミョンハ、1905~1928年)義士は当時、日本人の人波に隠れて久邇親子に向かって毒を塗った短剣を飛ばし、短剣は彼の首と左肩をかすめて運転手の手にささった。しかし、久邇宮はこの時の負傷で全身にドクが広がり6カ月後に死亡した。

当時、チョ義士は「大韓独立万歳」と叫んで日本軍に現場で逮捕された。台湾高等法院はチョ義士に「皇族危害罪」で死刑を宣告し、彼は24才の花のように美しい年齢で10月10日、台湾刑務所の刑場のつゆと消えた。

チョ義士は法廷で「私は大韓の怨みを晴らしました。何も言う言葉はない。死のこの瞬間を私はすでにかなり以前から覚悟していた。ただし、祖国光復を見られぬまま死ぬのが恨めしいだけだ。あの世の中に行っても独立運動は継続するだろう」と最後の陳述をした。

韓国政府は1963年、チョ義士の手柄を認めて建国勲章独立章を追叙した。

韓国広報専門家のソ・ギョンドク誠信(ソンシン)女子大教授がチョ・ミョンハ義士義挙88周年をむかえて「韓国史知識キャンペーン-チョ・ミョンハ編」を16日公開した。チョ義士の義挙動機と偉業過程、殉国直前の遺言、義挙に接した現地の反応などを12枚の'カードニュース'で製作してわかりやすく紹介している。

このキャンペーンは大韓民国の歴史的な日に合わせてその日の正確な知識を誰でもみな理解しやすく整理したモバイル用イメージファイルを製作、フェイスブックやツイッターなどに上げてSNSで私たちの歴史知識を広く伝える運動だ。

昨年8月29日'庚戌国辱'から始まり、李奉昌(イ・ボンチャン)義士、安重根(アン・ジュングン)義士に続き今回が第4弾だ。ソ教授は「ネチズンは安重根、尹奉吉義士などの活動はよく知っているが、チョ・ミョンハ義士はあまり知らないことが残念だった。歴史的に忘れてはならない隠れた愛国者らを大衆に広く紹介するために今回のキャンペーンを企画した」と説明した。

彼は引き続き「日本の歴史歪曲だけ叱責するのではなく、私たち自ら歴史についてさらによく知ることが重要だ。スマートフォンを通じて誰でもみな簡単に韓国史の知識を習得できる接近方式で継続的にキャンペーンを広げていくだろう」と付け加えた。

彼はさらに多くの人が「韓国史知識キャンペーン」に参加することを希望し、フェイスブックページを通じて自費で広告まで出している。現在、全世界の在外同胞と留学生にも広く流布している。ソ教授は「これから'韓国史知識キャンペーン'シリーズを日付別で構成して'韓国史アートブック'を製作する計画であり、英語・日本語など多国語でも出版して全世界の主要図書館にも寄贈する」と明らかにした。

ソース:聯合ニュース(韓国語) '88年前日天皇妻の父処断'チョ・ミョンハ義士をご存知ですか
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/05/15/0200000000AKR20160515072900371.HTML

関連サイト:ソ・ギョンドクの大韓民国広報の話(フェイスブック:韓国語)
https://www.facebook.com/seokyoungdukPR