台湾 Flag 
(イメージです。)


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:2016/05/21(土) 16:47:18.73 ID:
台湾の総統に20日就任した民主進歩党(民進党)の蔡英文主席は就任演説で「環太平洋経済連携協定(TPP)への加入を推進する」と表明した。

馬英九・前政権は中国との経済交流を進めたが、中国景気の減速や域内産業の競争力低下が響き、台湾経済は深刻な不振に陥っている。TPPなど広域の経済連携に参加し、中国市場への過度な依存からの脱却をめざす。

8年ぶりに政権に就いた民進党は台湾独立志向を持つ。前政権の国民党政権もTPP参加を検討していたが、中国との関係を重視し、具体化は遅れていた。

蔡氏は「単一の市場に依存する状況から決別しなければならない」と強調。「経済の活力と自主性を高める第一歩として、TPP加入など世界や地域での経済連携を深める」と述べた。

蔡氏は就任演説で台湾独立への動きを警戒する中国に政治対話を呼びかける一方で、経済では中国に過度に依存する現状の打開をめざす政権の基本姿勢を明確にした。

東南アジアやインドなどと関係を強化する「新南向政策」を推進するとも表明。南シナ海や東シナ海では周辺国と領有権争いを抱えるが、蔡氏は「争いを棚上げし、共同で(資源などの)開発を進める」と呼びかけた。

台湾は2016年1~3月期まで実質域内総生産(GDP)が3四半期連続のマイナス成長となり、貧富の格差の拡大などが問題となっている。

日経新聞 2016/5/20【台北=伊原健作】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM20H66_Q6A520C1MM8000/