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(イメージです。)


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:2016/05/27(金) 11:45:01.09 ID:
 東シナ海や南シナ海で膨張志向を隠さない中国に対し、先進7カ国(G7)の首脳が一致した強いメッセージを出せるか-。安倍晋三首相は26日夕の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で、議長国としての立場を活用して議論をリードし、オバマ米大統領とともに欧州の対中観との隔たりを縮めていった。27日に発表する首脳宣言に「力による現状変更は認めない」との文言を盛り込むなど一定の成果を得た。

 「今回は8年ぶりにアジアで開催されるサミットであり、海洋安全保障や北朝鮮問題といったアジアの課題について、時間の許す限り議論をしたい」

 安倍首相は26日夕からの東アジア情勢や海洋安全保障をめぐる議論の冒頭、こう切り出し、現状を具体的に説明した。中国が短期間で南シナ海の軍事拠点化を進めている実態を示す物的証拠を示したとみられる。「自由」「法の支配」などG7が共有する価値観が無視され、露骨な力によって現状変更されている実態をきちんと認識させる必要があったからだ。

 サミットの布石である5月の安倍首相のイタリア、フランス、ドイツ歴訪後には、ある日本政府関係者は「欧州各国は日本との2国間会談では厳しい対中認識を共有するが、複数の国が同席する場ではとたんに消極的になる」と語っていた。欧州は覇権主義的な中国の手法を問題視しながらも、中国を刺激して経済的利益を損ねないよう及び腰になるというのだ。

 別の政府関係者によると、5月4日の日独首脳会談では、メルケル首相は自身の地元にできた中国政府系の文化機関「孔子学院」について、安倍首相に「孔子について学ぶ施設ではなかった」との不満をあらわにした。メルケル氏は、南シナ海の軍事拠点化を進める中国のあり方について、こうも指摘したという。

 「米国はもっと南シナ海で軍事的存在感を発揮すべきだ」

 日本側は「ドイツの対中認識も変わりつつある」との意を強くした。ただ、同時に「とは言っても欧州各国は自分で中国と対峙することはやりたくない」(政府高官)と分析する。

 欧州にとって巨大な中国市場は経済的に重要だが、地理的に軍事的な脅威は直接受けていない。むしろ、ウクライナ南部クリミア半島を一方的に併合したロシアの方が懸念材料だ。さらに、そのロシアと日本が突っ込んだ対話を続けていることから、日本も欧州の地域事情を考慮すべきだとの認識すらあるとされる。

 ところが、今回は各国首脳たちから「力による現状変更や規範の無視は許されない」など首相に同調する声が相次いだ。「G7は共通の価値観を有する国際ルールの擁護者だ」としてこんな力強い意見を表明した首脳もいた。

 「海洋の安全保障や力による現状変更への反対には、明白で厳しい姿勢で臨むべきだ」

 一方、中国はG7間の微妙な立ち位置の相違を把握しており、経済的影響力をちらつかせて欧州を牽制する。だが、裏を返せばそれは日米が主導する対中包囲網に対する中国の危機感の表れといえる。

 中国は国際世論を注視しており、4月にG7外相が中国を念頭に「海洋安全保障に関する声明」を発表した際には「強烈な不満」を表明し、G7の駐中国大使に抗議した。

 25日も中国外務省報道官がサミットで南シナ海問題が議論されることについて「G7だけでなく地域の平和と安定のためにならない」と強調した。こうした反応について日本側は「効果が出ている証左」とみており、首脳宣言発表後の中国の反応に注目している。

(田北真樹子、阿比留瑠比)
http://www.sankei.com/politics/news/160527/plt1605270009-n1.html

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