1:2016/06/04(土) 01:37:54.90 ID:
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済州島に到着した韓国客ら(AP)

 済州島といえば、韓国を代表する観光地だ。日本海、東シナ海、黄海に面し、韓国で最も温暖な土地柄といわれている。石と女性が多く、風が強い「三多」で知られ、かつては「耽羅(たんら)」とも呼ばれ、日本とのつながりも長くて深い。

 この済州島をめぐる韓国メディアの報道が最近、にぎやかになった。

 まずは、今年の観光客が5月8日までに500万人を突破し、「これまで最速だった昨年5月23日より2週間速い」(聯合ニュース)という話題だ。済州島がある済州特別自治道の観光協会によると、内訳は韓国人が402万425人、外国人が100万8790人。聯合ニュースの取材に「クルーズ船や旅客機の直行便が増えアクセスが良くなったことが外国人観光客の誘致につながっている」と説明している。

 観光客が昨年初めて1000万人を突破した済州島では、早くも年間2000万人という目標が掲げられているという。

 外国人観光客が2014年11月から日本に抜かれっぱなしとなり、日本に追い越せとばかりにやきもきしていた韓国メディアには喜ばしいニュースではないか…と思いきや、負の部分も多く取り上げられている。

 一つは不法滞在外国人の増加だ。聯合ニュースによると、済州道ではビザなしで入国できるのを悪用した外国人の不法滞在が14年は1450人、15年は4353人に急増した。「済州道は不法滞在と密入国の温床と指摘されている」という。

 もう一つは、土地と景観の問題だ。

 5月20日、韓国国土交通省は、同国内に外国人・法人が所有する土地が昨年末に2億2827万平方メートルになったと発表した。国土面積の0.2%に相当し、前年から1999万平方メートル増加した。
済州道に限ると、外国人所有が1.1%の2059万平方メートルとなり、特に中国人が外国人所有の半分近い914万平方メートル、実に44.9%を占めた。ちなみに、次に多いのは米国人で8.2%で、日本人の8.2%と続く。

 地価も大幅に上昇した。ハンギョレによると、今年2月に発表された韓国の公示地価で最も上昇したのが済州道で19.3%。ソウルの4.1%と比べても、済州道が韓国の中で“不動産バブル”に見舞われていることがわかる。

 こうした事態に対し、韓国メディアは「外国人の土地保有、済州で増加」(聯合ニュース)、「済州の土地1%は外国人保有…その半分が中国人」(中央日報)などと報じた。済州島が中国に奪われる-。韓国国内ではこういう危機感が募っているようにみえる。

 今年2月、中央日報が済州道での中国マネーの流入の実態を紹介した。地価上昇はソウルなどからの流入者が増え、「セレブたちが増えた」のも一因としているが、別の要因として中国人の存在も挙げている。
中国企業による中国の投資移民者と中国人観光客を狙った「中低価格」の山荘開発(「高級別荘」ではない)が目立ち、「近視眼的な乱開発があちこちで広がっている」という。

http://www.sankei.com/premium/news/160604/prm1606040013-n1.html

>>2以降に続く)