1:2016/06/23(木) 17:46:57.59 ID:
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現代自動車は今や、本流から別の財閥になったという(ロイター)

 韓国のオーナー経営者にとって、自分が所有する企業とは「食い潰すことになろうとも、資金を吸い上げるべき対象」になる。個人商店なら、それはそれで良かろうが、上場企業でもオーナー一族による「食い潰し行為」が珍しくない。

 彼らには、上場して創業者利益を手にした瞬間に、その企業は「私的所有物ではなくなった」という認識がない。あるのは「大切なのは個人の資産」「信じ合えるのは親族だけ」といった伝統的価値観だ。そして、司法は「財閥の会長様」には、よほどのことがなければ手をつけないから、韓国のオーナー経営者の腐敗はなくならない。

 ここで採り上げるのは現代(ヒュンダイ)財閥だ。ネットを見ると、誤解している向きが少なくないようなので、ちょっと説明しておく。

 現代建設を中核とした旧「現代財閥」は、金融危機と兄弟の対立によってバラバラになった。

 おそらく「正嫡」だったからだろう。5男が「後継者」に指名されていて、現代商船、現代証券、現代エレベーター、北朝鮮観光を手掛ける現代峨山などを束ねて、ここが「現代財閥」(本流)と名乗ってきた。

 「現代自動車」「現代重工業」「現代百貨店」は、元は同じでも、今やまったく別の財閥だ。

 「現代財閥」を継いだ5男は、金大中(キム・デジュン)政権下の「北送資金」疑惑の中で自殺した。そして、夫人の玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)氏が後を継いだ。だが、現代商船も現代峨山も大赤字。ついに現代証券を売却することになり、その過程で事件は今年5月に明るみに出た。

 夫人の一族会社が複写機をリースで受け、それを現代証券に再リース提供する形にして、リース契約料の10%を取っていた。もちろん、複写機会社は現代証券に複写機を直接設置する。親族企業はペーパー上の仲介で、居ながらにして資金を吸い上げていたのだ。

 さらに、傘下の陸送・宅配会社である現代ロジスティクスは、発送状を別の一族企業を経由して購入する形にして、市価よりも12~45%も高く支払っていた。現代ロジスティクスは2014年にロッテに売却されたが、それまでの2年間で一族会社は14億ウォン(約1億2590万円)も吸い上げていた。

 公正取引委員会は、現代証券と現代ロジスティクスに対し、「特定企業に対する不当支援」をしたとして罰金を科したが、玄氏一族が処罰されたとの報道はいまだにない。悪いのは吸い上げられた奴ということになる。

 大赤字の現代商船は、6月に満期が来る8000億ウォン(約719億9200万円)の社債を、(1)半額を出資金に転換(2)半額は3年延長して3分割償還する-ことで債権者と話をつけたとされる。

 オーナー一族は持ち株の7分の1減資に応じただけで、逃げ切った。

 現代エレベーターと、赤字が累積する現代峨山だけになっては、もはや公取委が定める大規模企業集団基準(資産規模5兆ウォン=約4497億円)を満たせず「財閥」ではなくなったが、オーナー一族様は健在なのだ。現代商船の経理精査で何が出てくるかは分からないが…。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。
主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160623/frn1606231140001-n1.htm

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