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:2016/06/26(日) 08:35:18.30 ID:
ここ数年間、散発的にわき起こっていた上古史(韓国では檀君時代から三韓時代まで)論争がとうとう本格化の様相を呈してきた。在野の史学者(大学教授でない史学者)たちに攻撃されていた講壇史学界の主流学者(大学教授)らはこの春、相次いで市民講座を開き、一般向け歴史雑誌に在野の歴史家たちの批判特集を掲載するなどして反撃に出ている。しばらくの間、これを注視していた在野の史学者たちは連合団体を結成して対応することを決めた。

ハンガラム歴史文化研究所・民族文化研究院・国学研究所・韓民族歴史文化学会・世界桓檀学会などは26日、国会議員会館大講堂で「未来へ向かう正しい歴史協議会」の発足式を行う。これら団体は国内外の学術交流・人材育成・歴史文化講座開設といった市民運動を展開していく方針だ。

こうした展開は早くから予見されていた。両者はこれまで国会の北東アジア歴史歪曲対策特別委員会や北東アジア歴史財団などの国家機関が開いた討論会で何度も衝突してきたため、お互い相手を説得するのは難しいと判断、一般の人々に自分たちの主張を広めようと方向転換したものだ。今後さらに激化するであろう上古史論争が韓国社会の確執を深める消耗戦にならず、生産的なものになるよう、双方が守るべき事項をいくつか挙げてみたい。

まず強調したいのは、お互い個人攻撃やひぼう中傷は避けなければいけないということだ。相手を「植民史学」「えせ歴史学」と規定し、ののしるのは対話と議論の可能性を認めない姿勢だと言える。むやみに相手を感情的に刺激せず、冷静かつ合理的に議論内容に集中すべきだ。

第二に、学問に外的要素を持ち込まないようにすべきだ。政治を持ち込み、外交・行政・教育に無理な影響を与えようという試みは、歴史的事実や学術論理に基づいて結論を出すべき議論を集団の勢力争いや怒鳴り合いにおとしめる危険性が高い。司法的な判断に依存するのもできるだけ自制する必要がある。関係者が知識人としての基本姿勢を保てば、法が学問の領域に介入するという見苦しい姿は避けられるだろう。

こうした良識を前提とした上で行われる議論は、学術的討論のルールを順守しなければならない。学術論争は自己主張ばかりだったり、一方的に展開したりするものではなく、相手の主張に対して質問し、相手の質問に答えながら見解の違いを狭め、意見の歩み寄りを図るものだ。

しかし、これまで行われた上古史議論は同語反復(同じ言葉を意味なく繰り返すこと)ばかりしている。最大の争点である楽浪郡の位置については、「楽浪郡など漢四郡は遼西地域にあった」という在野の歴史家たちの主張に対し、講壇史学界の主流学者たちは「中国の歴史書に見られる遼西の楽浪郡は、平壌地域にあった楽浪郡が313年に高句麗によって滅ぼされた後、一部の楽浪遺民が移ってできた『楽浪僑郡』だ」という説を打ち出している。このような説明についてどのように考えるのか、在野の史学者は見解を明らかにしていない。

韓国の上古史問題は韓国だけでなく中国・日本など隣国がかかわっており、全世界の学者たちが注目している国際的な問題だ。そのため、「未来へ向かう正しい歴史協議会」が「国内外の学術交流」「グローバル・リーダーシップ確保」を設立趣旨に掲げているのは励みになる。国内だけで主張するのではなく、世界的な基準に照らしても遜色のない上古史論争が繰り広げられるよう期待したい。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/06/24/2016062402012.html

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