南スーダン 
(イメージです。)


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:2016/07/11(月) 13:16:50.90 ID:

日本の自衛隊が国連のPKO=平和維持活動に参加している、アフリカの南スーダンでは戦闘が再燃し、首都ジュバでは銃撃戦が断続的に起きていて、少なくとも45人の日本人が自宅やホテルなどから出られず、身動きが取れない状況となっています。

南スーダンでは、2年余りの内戦状態のあと、ことし4月に暫定政府が発足しましたが、ここにきてキール大統領を支持する政府軍とマシャール副大統領に従う反政府勢力との戦闘が再燃し、これまでに市民33人を含む272人の死者が出ているということです。

外務省によりますと、南スーダンには現在、日本の大使館員やJICA=国際協力機構の関係者などおよそ70人の日本人がいるということです。

JICAによりますと、ジュバには南スーダンへの支援を行っている日本人45人が滞在していて、このうちの一部が滞在しているホテルの近くでも散発的に銃撃戦となっているということです。このため、戦闘を逃れようと、10日に出国しようとしましたが、空港までの安全が確保できずに見送り、ホテルにとどまっているとしています。

政府は、南スーダンで、政府軍と反政府勢力との対立が深まり、首都ジュバで銃撃戦が相次いでいることを受けて、11日午前、安倍総理大臣のほか、岸田外務大臣、中谷防衛大臣らが出席して、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、対応を協議しました。

この中では、現地の日本人の安全確保に万全を期すとともに、退避のため、自衛隊による陸上輸送や、自衛隊が保有するC130輸送機を近隣国のジブチに派遣する方針を決めました。

国連安保理は10日夕方から3時間にわたって緊急の会合を開いたあと声明を発表し、現地に派遣している国連使節団の増強を検討するほか、南スーダンの周辺国に対して、現地に兵士を追加派遣するよう求めたとしています。

また、国連施設と市民を保護していた場所が襲撃を受けて、中国とルワンダのPKO要員に死傷者が出たことを明らかにし、戦争犯罪に当たる可能性があるとしています。

安保理の議長を務める日本の別所国連大使は「状況は危機的だ。事態を好転させるため、安保理は迅速かつ強力に対応する必要がある」と述べました。
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590801000.html