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靖国神社爆発音事件の全昶漢(チョン・チャンハン)被告
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靖国神社の爆発事件で、現場となった公衆トイレ=平成27年12月、東京都千代田区の靖国神社(早坂洋祐撮影)

 靖国神社の爆発音事件をめぐり、建造物侵入や火薬類取締法違反の罪などに問われた韓国籍の無職、全昶漢(チョン・チャンハン)被告(28)に実刑判決が言い渡された。当初は「神社にA級戦犯が祭られている」ことなどへの憤りを動機にあげた全被告だったが、公判では「劣等感があり、他人に褒められたかった」と“真意”を説明。独善的ともいえる動機で思いを募らせ、暴発する「ローンウルフ」(一匹狼)の脅威が改めて浮き彫りになった。

“靖国襲撃” 犯行は「テロ」?それとも…

 「計画性、危険性の高い悪質な犯行」

 東京地裁で19日に開かれた判決公判で、家令和典裁判官はこう指摘し、懲役4年(求刑同5年)を言い渡した。

 判決などによると、全被告は平成27年11月23日、金属製パイプや火薬を材料に作った「装置」を靖国神社のトイレに設置。タイマーで点火し、推進したパイプで天井を壊すなどした。この際、爆発音が発生した。

 「靖国神社で騒ぎを起こせばマスコミの関心を引けると考え、犯行を思い立った。火薬を使った装置の部品を航空機で持ち込み、下見をした上でトイレに設置した」。
判決では、こうした「計画性」とともに、人が自由に出入りできる神社で装置を起動させた「危険性」が厳しく指摘された。

 公判で、検察側は「悪質なテロで厳罰が必要」と主張。一方、弁護側は「テロとは性質が異なる」と執行猶予判決を求めた。判決では犯情の悪質さを指摘したものの、テロか否かの評価には言及しなかった。

 「全被告の『意図』は理解できるようで、結局、よく分からなかった」。警視庁の捜査関係者はこう漏らした。公判では、事件の経緯について、捜査段階で解明された概要と大きな違いはなかったが、全被告の“動機”の変遷も明らかになった。「本人も明確な考えがまとまらないまま、襲撃を実行に移したのかもしれない」。捜査関係者はこう指摘する。

真の動機は「靖国神社への憤り」ではなく…

 昨年11月23日に靖国神社で装置を起動させて韓国に帰国後、翌12月9日に自ら再来日して逮捕された全被告。逮捕後の捜査段階で、供述は揺らいだとされる。

 「A級戦犯が祭られていることなどに韓国が抗議しているのに、日本が真摯(しんし)な対応をしていないことに怒りを覚えた」。当初、こう供述した全被告だが、供述は変遷し、時に黙秘することもあったという。

 「劣等感を持っていた。(事件を起こして)他人から認められ、満足感や達成感を得られると思った」

 時間の経過とともに、こうも供述した全被告。事件が韓国で英雄的行動と称賛されると思い込んでいたのか、「歴史に名を残す」との趣旨の言動もあった。

 そして迎えた公判。「反日感情や靖国神社への否定感情はなかった」と、自らの“思想性”を否定した。

 「本当はA級戦犯合祀や靖国参拝への不満などはなかったが、警察への供述内容が報道されることは分かっていたので、思想的動機を述べる方が格好良く、また韓国のマスコミで称賛されると思った」

 さらに、全被告はこうも語った。「今となっては恥ずかしいが、犯行当時は注目されることが幸せだと思っていた」

 捜査関係者は「結果的に死傷者は出なかったが、重大な事態を招きかねなかった。こうしたケースが実際に起きることが恐ろしい」と話し、懸念を深める。

http://www.sankei.com/affairs/news/160723/afr1607230003-n1.html

>>2以降に続く)