1:2016/08/05(金) 01:51:36.02 ID:
da3890db.jpg 
 
864d5e5d.jpg
韓国の犬肉料理の中断を訴えたミケーラ・ブランビラ女史。(本人のフェイスブックから)
4c14a03a.jpg
動物愛護を訴えるミケーラ・ブランビラ女史(本人のフェイスブックから)

 韓国の伝統食「犬肉」料理が、2018年の平昌五輪をピンチに陥れている。イタリア・ベルルスコーニ政権時代に美人すぎる観光相と話題になったミケーラ・ブランビラ女史(48)が7月22日、韓国人が犬肉を食べることを中断しなければ、イタリアはもちろん欧州の国々は平昌五輪をボイコットすべきだと主張したと聯合ニュースなどが報じ、波紋を呼んでいる。1988年ソウル五輪ではソウル市内にある犬肉レストランが閉鎖され、世界の否定的な意見に敏感に反応した。ただ栄養食として根強い人気を誇る。ところが最近、若者が敬遠し、犬肉食文化が不人気のようだ。2005年から10年間でソウル市内のレストランは37%も減少し、今や「死にゆくビジネス」と評される。ただネットユーザーは「他国の文化を批判するとは」などとかみ付いている。

 イタリアの右派政党フォルツァ・イタリアに所属するブランビラ女史は、動物環境保護連合の代表も務める。聯合ニュースなどによると、女史は7月22日、イタリア・ミラノ市内で「韓国 恐怖の食事」と題した上映会を開催。韓国で、犬の肉を使用した体に栄養を補うスープ「補身湯(ほしんとう)」を食べる風習と、犬の劣悪な飼育環境などを紹介し、韓国や中国などアジア諸国で犬肉を食べることに反対する運動に参加することを訴えた。運動に参加希望者はウエブサイトで署名してほしいと要請した。

 さらにブランビラ女史は近くイタリア議会で、韓国人が犬肉を食べる風習をやめない限り、イタリアだけでなく欧州連合(EU)という広域次元で平昌五輪をボイコットする方針の採択を求める考えを明らかにした。

 女史のイベントを受けて、イタリアの一部メディアが韓国で食用に屠殺される犬が毎年100万~150万匹に達し、韓国人の60%が食べていると報じたと、聯合ニュースは伝えた。

 またSBS(電子版)は7月26日付で、英国女性2人が25日、ソウル市内の光化門広場で「犬肉の食用をやめて」と書かれたプラカードを掲げて抗議行動を行ったと報じた。犬肉を食べることが体にいいという韓国人の信仰は「科学的な根拠がなく、ただの迷信にすぎない」と主張した。

 そのうえ、「犬を食べる国」という観点から英国で韓国のイメージが悪くなり、韓国を観光したり、韓国製品のボイコットにつながるとも強調したという。

 AFP通信は2016年6月6日付で「死にゆくビジネス」と題し、韓国で犬肉産業が衰退する状況にあると報じている。調査会社ギャロップ・コリアによると、15年の1年間で犬肉を食べた男性は50~60代で約半数だったが、20代ではわずか20%にとどまったという。

 犬をペットとして飼う家庭が増え、韓国経済新聞によると、ペット関連市場は昨年1兆8000億ウォンだったのが、5年後には5兆ウォン台にまで急伸が見込めるそうだ。特に女性のいる場所では犬肉食はタブー視され、言及すれば野蛮人扱いされるという。食生活の多様化も拍車をかけているようだ。「犬肉は貧しかった時代に生き抜くために食べていたもの」とネットユーザーも応じる。盧武鉉元大統領の行きつけの店が14年に閉店したことでも不人気ぶりが分かると同紙は伝える。

 犬肉食文化は時代にそぐわない、消えゆく食文化であることに違いはなさそうだ。それなのに、牛や豚と同列に犬肉食を論じて反論する韓国ネットユーザーもいる。韓国政府が行った98年ソウル五輪の際、犬肉レストランを閉鎖した経緯はどうなのか。五輪はいやが上にも世界が注目するイベント。2018年の平昌五輪も経済効果の起爆剤に期待されている。犬肉産業は避けて通れない、もう一つの「五輪問題」と言っても良い。
 
http://www.sankei.com/premium/news/160805/prm1608050006-n1.html