1:2016/08/21(日) 17:43:32.01 ID:
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土下座までしてリオ五輪出場を勝ち取った韓国の朴泰桓だが、決勝へ1種目も進めない惨敗だった(AP)

 韓国競泳界の“英雄”と称された朴泰桓(27)は、リオデジャネイロ五輪での名誉回復に失敗した。得意種目の400メートル自由形など出場3種目で予選落ちし、最終の1500メートルを棄権して帰国した。
土下座までして出場を訴えただけに、韓国民を失望させるだけに終わった格好だ。韓国メディアは、ドーピング違反による懲戒処分に端を発したドタバタ劇による準備不足を指摘。「予告された墜落」と出したメディアもあった。ただ、朴泰桓自身は「このままでは終われない」として4年後の東京五輪を目指す意向を早くも表明した。世代交代の顕著な競泳界で31歳になる朴に活躍のチャンスは残されるのか。ネットには「他の選手に機会を与えてくれないか」と引退を勧める意見が寄せられていた。

 水泳人生が懸かったリオ五輪に、朴泰桓は100、200、400、1500メートルの自由形に出場を予定。ところが、100メートルは出場59選手で32位、200メートルでは47選手中29位、2008年北京五輪で金メダルを獲得した400メートルでは全体10位でいずれも予選落ちを喫した。1500メートルに関しては「200、400メートルのトレーニングに専念したため、全く準備ができていない状態」を理由に棄権する体たらくぶりだった。

 朴のつまずきはドーピング違反だ。14年9月に禁止薬物使用違反で国際水泳連盟から18カ月の選手資格停止処分を受けた。今年3月に処分が明けたものの、処分明け3年間は国の代表になれない韓国内の規定が壁になった。「二重制裁」としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴するなど法的裁定を求める一方で、「名誉回復のチャンスをください」と土下座して訴えるひと幕まであった。結局、五輪出場資格を確定させたのは開幕1カ月前の7月になっていた。

 中央日報は、「朴泰桓専門担当チーム」の管理の下、4年間、体系的に準備してきた以前の五輪とリオ五輪では「スタートから違わざるを得なかった」と分析。そのうえ、懲戒処分など歳月を重ねる間に「世界水泳は速いスピードで先を行った。この状況で朴泰桓にメダルを期待すること自体が欲張りすぎだった」と論評した。準備不足によって朴の爆発的な瞬発力が影を潜める中、聯合ニュースは400メートルで最終予選を8位で通過した選手のタイム(3分45秒43)はロンドン(3分47秒25)より2秒近くも縮まっていたと紹介し、世界の層が厚くなっている実情を紹介する。
これでは到底太刀打ちなどできるはずがなかった。

 それにもかかわらず、朴は「こんな姿で終わりたくない。良い姿を見せ、笑顔で去りたい」などとし、4年後の東京五輪まで現役を続行し、機会があれば出場したいとの心境を明かしたと韓国メディアは伝える。さらに朝鮮日報によると、朴は「東京はリオより近いのでいい記録や成績が期待できると思う。東京五輪では韓国選手団に貢献したい」と語っている。

 朴が4年後も現役の根拠は、一度引退したものの31歳で再び五輪に出場し、金メダルを獲得するマイケル・フェルプスの存在を挙げる。だが、「怪物」と朴では根本的な身体能力が違うのではないか。SBSは、朴は4年後に31歳で「水泳選手としては少し多く年を取りすぎている」と懐疑的だ。

 とはいえ、韓国競泳界には朴に続く世界と競える韓国選手が出現していないとSBS。キム・ヨナの引退後に低迷するフィギュア界と同じ経緯をたどりかねない。すると、キム・ヨナと同じ待望論が出ても不思議はないが、韓国のネットユーザーは「リオだけでは満足できず、東京まで?」や「五輪代表としての資格があるだろうか」などと厳しい意見が早くも寄せられていた。
 
http://www.sankei.com/premium/news/160821/prm1608210024-n1.html