1:2016/09/01(木) 17:14:59.57 ID:
 新たにカナダが加盟申請を決めた中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)。9月4~5日に浙江省杭州で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合を前に、経済面でのリーダーシップのアピールに必死の習近平政権だが、AIIBは今後さらに暴走する懸念も指摘されている。

 中国中央テレビは、中国を訪問中のカナダのトルドー首相が8月31日、北京で習主席らと会談し、参加の意向を伝えたと報じた。

 両国をめぐっては、6月に王毅外相がカナダを訪問した際、カナダ人記者に中国の人権問題を指摘され、激高するという失態を犯している。そのカナダに経済的メリットをちらつかせてAIIBに取り込んだ形だ。

 カナダの加盟申請により、先進7カ国(G7)でAIIBへの加盟を見送っているのは日本と米国の2カ国となった。中国が先進国を分断する狙いもうかがえる。

 中国としては、G20で中国の東シナ海や南シナ海での軍事的覇権が議題となって議長の習主席が矢面に立つことはなんとしても回避したいところだ。そのため関心を経済問題に集中させようと躍起になっている。

 AIIBの創設メンバーは57カ国だが、金立群総裁は参加希望国が「30カ国以上」としており、規模では日米主導のアジア開発銀行(ADB)の67カ国・地域を大きく上回る可能性もある。

 しかし、国際金融機関としての中身は伴っていない。現状では各国代表による理事会が融資案件を決めているが、来年以降は北京の経営陣の判断で進められる見通しだ。また、韓国人副総裁が突如更迭されたように、人事面でも習政権の意向が強く反映されており、“中国のための銀行”という色合いは強まるばかりだ。
 
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160901/frn1609011700006-n1.htm
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カナダのトルドー首相(左)をAIIBに招いた習主席。そっちの水は本当に甘いのか? =8月31日、北京(AP)