1:2016/09/04(日) 06:37:58.72 ID:
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 京畿道始興市の小学6年生のキムさん(12)=女子=は今年7月初め、両親に「ここから遠く離れた中学校に行かせてほしい」と泣きながらお願いした。「普段から自分をひどくいじめる同じクラスの同級生と同じ中学校へ行きたくない」との理由からだった。キムさんの3人の同級生は、ここ数カ月間にわたってキムさんの目を覆い、消しゴムやのりなどを無理やり口に入れたり、スカートをめくったりするなど、いじめを続けたという。このためキムさんは、学校でシャープペンシルやカッターで4回にわたって手の甲を切った。キムさんは「幽霊になって私をいじめた同級生を殴ってやる」と話している。

 京畿道始興警察署は8月4日、危害を加えた3人の生徒を水原地裁少年部に送致した。これらの生徒たちは、成人男性を装ってキムさんに「モーテルでお前を待っている。出てこなければひどい目に遭わせる」と脅していた疑いも持たれている。

 ソウル市冠岳区の小学5年生のユンさん(11)=女子=は最近「毎日同じクラスの4人の生徒に200回近くいじめられた」とソウル冠岳警察署に届け出た。ユンさんは「これらの同級生から濡れた手で両の頬を十数回殴られ、耳元で『殺してやる』とささやかれ、いじめられた」と話す。警察は7月26日、ソウル家庭裁判所にこの事件を送致した。ユンさんの両親は「娘は後遺症で自分の部屋から出ようとしない」と話している。

 中学や高校で主に発生していた校内暴力が、小学校の高学年へと飛び火している。今年教育部(日本の省庁に当たる)が小学4年生から高校3年生まで計432万人を対象に校内暴力の被害実態について調査したところ、校内暴力を経験したという3万8700人の生徒のうち68%に相当する2万6400人が小学生だった。被害を経験した小学生たちは4年生が最も多かった。校内暴力を経験した4年生の割合は2014年に3.6%、昨年には3.7%、今年は3.9%と引き続き増加している。

 最近教師と父兄の間では「『中2病(思春期の中学2年生の頃に攻撃性が高まり、周囲と葛藤を経験する現象)』ではなく『小4病』に気を付けなければならない」という言葉が交わされている。ソウル大学心理学科のクァク・クムジュ教授は「小4病は身体的な発育が早まり、小4-6年生に思春期を経験する生徒たちが増えた上、インターネットを通じて暴力的なコンテンツに容易に接することで現れた現象と思われる」と説明する。

 ソウル市広津区に住む主婦のイムさん(41)は最近、小学4年生の娘があるアイドル歌手との熱愛説が報じられた女性歌手の記事に誹謗(ひぼう)中傷交じりの書き込みを数百件掲載し、警察につかまった。イムさんは「インターネットのファンクラブでお姉さんたちから教えられた悪口で、友人同士でカカオトーク(スマートフォン向け無料チャット・通話アプリ)をするときもよく使っている」という娘の言葉にショックを受けたという。ソウル市江北区で小学校教師を務めるイさんは「同じクラスの異性の友人と別れた後、性的接触のようなことを公開的に言いふらして回る小学生もいる。まるで大人たちが引き起こす犯罪の縮小版のようだ」と話す。

 小学生の父兄が頻繁に訪れるインターネットコミュニティーには「子どもがある瞬間、自分の携帯電話を見られることを極度に嫌がったり敏感に応じたりすれば、小4病を疑ってみなければならない。子どもにどんな言葉がセクハラで言語的な暴力に当たるのか、あらかじめ教えなければならない」といった「小4病対処法」が共有されている。

 一部の父兄は「子どもがちょっと悪口を言ったからといって学校や警察に届け出て処罰を下すことが正しいことなのか」との反応を見せ、被害を受けた生徒の父兄と摩擦を引き起こしている。東国大学警察行政学科のイ・ユンホ教授は「校内暴力を子どもたちのいたずら程度に軽く考える認識が問題だ。小学生たちの悪口や『村八分』のような行動もれっきとした暴力行為という認識を持って子どもたちを教育しなければならない」と話した。

キム・ミンジョン記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/02/2016090201557.html