1:2016/09/09(金) 18:05:28.74 ID:
 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮が再び蛮行に出た。日米韓の情報筋によると、9日午前、中朝国境に近い北朝鮮北東部で核実験を行った。核とミサイルの開発を加速させ、核大国の早期実現を図るねらいがあるとみられる。安倍晋三首相は記者団に対し、「(核実験を)強行したのであれば、断じて許容できない」と述べ、米国などと連携して対処する考えを強調した。

 韓国軍合同参謀本部によると、同日午前9時半ごろ(日本時間同)、北朝鮮北東部の咸鏡北道(ハムギョンプクト)豊渓里(プンゲリ)一帯でマグニチュード(M)5・0規模の人工的な地震波が観測された。米地質調査所(USGS)は、M5・3としている。

 核実験は1月6日に続き5回目で、正恩体制下では3回目。9日は建国記念日にあたる。韓国軍では、前回の核実験の際と状況は似ているが、爆発の規模は過去最大規模と分析している。

 日本政府は北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議した。安倍首相は、関係国と緊密に協力する考えを官邸で記者団に表明。同時に「中国・杭州で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領、オバマ米大統領と(5日の)弾道ミサイル発射の件で意見交換したが、今後もしっかり連携する」と強調した。

 北のねらいは何か。

 元韓国国防総省北朝鮮分析官の高永●(=吉を2つヨコに並べる)(コウ・ヨンチョル)氏は「通算5回の核実験のうち、3回は正恩政権下で行われたことになる。金正日総書記と比較しても核への傾倒は際立つ。北朝鮮は核弾頭の小型化を着々と進めており、5日の弾道ミサイルと合わせて、国際社会に武力を誇示する狙いだ。国際社会で追い込まれている苦境を正面突破したい思惑と、中国に対するプレッシャーの意味合いもあるだろう」と分析する。

 習近平政権下の中国は、国境近くで核実験を繰り返す北朝鮮に相当怒りを強めている。

 北朝鮮は5日に中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)とみられるミサイル3発を連続発射。8月24日にも潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を日本海に向けて発射した。
 
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160909/frn1609091700006-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160909/frn1609091700006-n2.htm
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