1:2016/09/25(日) 18:23:25.74 ID:
 暗い話しか出てこない2018年平昌五輪で、またも不穏な事態が差し迫る。今年6月にやっと決まったばかりの大会マスコットが消えたとSBSが報じた。五輪の象徴として大会機運の盛り上げを担うマスコットがいなくては、国民の関心が10%(今年2月時点)に満たないと酷評される沈滞ムードの巻き返しは困難なのは確か。地元自治体と五輪組織委員会との間でマスコット使用の協議が遅れ、活用計画が進捗していないというお粗末な運営が真相のようだ。入場券が平均14万ウォンで「高すぎる」と不評を買い、113万人の目標観客を集められるか不安が募る中、ネットユーザーから出た「五輪ブームを巻き起こすなんて可能なの」という疑問が正鵠を射る。

 SBSは9月7日付で「平昌五輪のマスコットはどこに行ったの?」と疑問を呈して報じた。五輪マスコットの白虎「スホラン」は今年6月、パラリンピックのツキノワグマ「パンダビ」とともに当初の計画から大幅に遅れて発表された。通常ならば開幕の3~5年前に決まり、バッグやマグカップ、Tシャツなど数十種類の関連グッズが製作され、マーケティングがなされるはず。それだけに「他の五輪に比べて準備が遅すぎる」と組織委の戦略的な失敗をあげつらう声は高くなるばかりだった。

 今年8月のリオ五輪で広報活動をするマスコットのぬいぐるみの写真が韓国メディアに掲載されたが、SBSはその後、韓国内でマスコットに関するニュースが「沈黙してしまった」とする。そして、「実物の人形はもちろん、どのような形態のマスコットも周辺で見かけなくなった」とも。ボランティア募集に関しても遅々として進んでいない原因の一つがマスコットを活用していないことだと指摘する。

 SBSによると、江陵市の関係者は「これまで組織委とマスコットの使用のための協議が遅くなり、いろいろ活用されていない側面があるのは事実」と明かしている。同市では平昌五輪の広報館のみでマスコットが見られるが、それもデスクの横に置かれた板型のものだけで「観覧客の目を引きつけない」と伝える。

 スポーツソウルは今年2月、平昌五輪と1988年ソウル五輪の準備状況に関して、大きな違いは「断然、雰囲気だ」と指摘。五輪のようなメガイベントの成否は「全国民の参加意識から決まるという分析は説得力がある」と説いた。しかし、平昌五輪は「組織委内部の不協和音、失敗した14年仁川アジア大会の後遺症、分散開催論で行われた退屈な消耗戦などが重なり、成功に向けた国民的熱望を動力化することに失敗した」と断じている。

 さらにnews1によると、財界関係者はソウル五輪時に比べて「企業の平昌五輪への投資が消極的に変わった」と感じ取っており、その要因として「開催地の平昌が人口の多い首都圏と地理的に遠く、投資価値が高くないという判断に基づいている」とみる。

 絶望的なことしか聞かれない平昌五輪の準備状況。リオ五輪が終了し、次の五輪として当然、平昌五輪への注目は高まっていく。五輪組織委はSBSに対し「少し遅い感じはあるが、リオ五輪が終わり、マスコットを活用して国内でも本格的な平昌五輪ブーム達成に乗り出す」と語った。何を今さら感が満載の無気力な役人的なコメントしか出てこない組織に、期待しても無理という意識が高まるばかりだ。

http://www.sankei.com/premium/news/160925/prm1609250011-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/160925/prm1609250011-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/160925/prm1609250011-n3.html
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リオ五輪で広報活動が報道された平昌五輪マスコットのぬいぐるみ。韓国メディアはその後、表立った活動がないと報じる(sedailyのホームページから)
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平昌五輪組織委員会の関係者らと広報活動するマスコットたち(NEWSISのホームページから)

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=管理人補足=
ご参考までに公式動画です。
貼り付け無効のため、リンク先でご覧下さい。
 
リウに行ったバンダビ PyeongChang 2018
2016/09/25に公開
2018平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピック大会マスコット バンダビがリウを紹介して差し上げます!
 
Tom and Bandabi _ Passion. Connected. 톰과 반다비, 열정은 계속됩니다. PyeongChang 2018
2016/09/18 に公開
Tom, the Rio2016 Paralympic mascot and Bandabi, the PyeongChang2018 Paralympic mascot met at the Maracana stadium at the Closing Ceremony of Rio 2016. How could the Passion for Paralympics be connected to the 2018 Games? Stay tuned!