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韓国政府は、おととし沈没した旅客船セウォル号の船体を今月中に引き揚げることを目指していましたが、作業が難航しているため、引き揚げの目標時期を来月末に延ばし、行方不明者の家族などの反発が強まりそうです。

韓国南部の沖合でおととし4月に旅客船セウォル号が沈没した事故では、修学旅行中の高校生など295人が死亡したほか、依然として9人の行方がわかっていません。

韓国海洋水産省は、今月中に船体をクレーンで引き揚げようと、長さ28メートル、幅1.8メートルの金属製の板を船体の下にさし込む作業を進めていて、必要な26枚のうちこれまでに18枚を差し込むことができました。

しかし、海底に岩が多く、それを取り除くのに予想以上に時間がかかっていることなどから、残りの8枚をさし込む作業は難航していて、海洋水産省は26日、引き揚げの目標時期を来月末に延ばすと発表しました。

セウォル号の船体の引き揚げ時期が延ばされるのはこれで3回目で、行方不明者の家族などの反発が強まりそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160926/k10010707461000.html 
 
=管理人補足=
セウォル号早ければ10月末引き揚げ KBS News
2016/09/26に公開
 
<アンカーコメント>
セウォル号引き揚げ作業が当初予定より遅れています。
船体の下海底面に岩が多くて堆積層も丈夫に固まっていてですが、残った工程が支障なく進行されるといっても10月末にでも引き揚げが可能だといいます。
パク・ソクホ記者です。

<リポート>
最近撮影されたセウォル号の船体後半海底面の写真です。
サッカーボールの大きさほどの石ころがいっぱいです。
そばにある堆積層もコンクリートのように丈夫に堅い状態だというのが潜水士説明です。

このために横になっているセウォル号を持ち上げる時船体の側面を支える鉄製構造物、いわゆるリフティング ビームを設置する作業が遅れています。
船体前部リフティング ビーム18個は7月末に設置が終わったが、後部分8個の中で1個を設置することにだけ何と40日がかかりました。

これに伴い、リフティング ビーム設置完了時期は当初8月末で今月末以後で1ヶ月以上延ばされることになりました。

録音海洋水産部関係者(音声変調):
"現場条件が難しいが、私どもが試行錯誤を体験して装備もたくさん改善されましたし。 潜水士が確認したが少し不足したのは反復をしています。 再びちょっと波高..."

リフティング ビーム設置が終わればワイヤーを連結してセウォル号を持ち上げた後フローティング ドク上にのせることになります。

海洋水産部はすべての過程が順調に進行されるならば、早ければ来月末にはセウォル号が水の外で姿を表わすと見ています。

KBS ニュース パク・ソクホです。