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1： :2016/10/01(土) 08:11:26.96 ID:
韓国最大の財閥であるサムスン・グループ傘下のプロチームの成績低迷が物議を醸している。国内総生産（ＧＤＰ）の２０％を占めるといわれるサムスンが経営不振によってリストラを断行し、プロチームはグループ内のスポーツマネジメント会社に経営が集約されている。これに伴い、スポーツを通じて国に報いるという儒教的精神の姿勢が、冷徹なビジネス視線からしか見られなくなり、成績不振の一因に挙げられている。ただ、韓国内では「サムスンの不振は予見できた」（朝鮮日報）という専門家は多く、朝鮮日報は「『スポーツ帝国』サムスンの崩壊」と報じた。韓国スポーツが国際舞台で成功を収められたのはサムスンの全面的な支援がなければ不可能といわれるが、サムスン離れが今後の成否を握ることになる。
韓国経済にとって巨大財閥の影響は絶大だ。しかし、サムスンは世界的な景気低迷などによって２０１４年に１兆５０００億ウォン（約１３５０億円）の赤字を計上。急激な構造改編を進める契機となり、京郷新聞によると、２０１６年４月までの過去１年で主要系列会社の従業員約８０００人がリストラされたという。朝鮮日報によると、グループ関係者は「事業との関連性が薄いスポーツチームのリストラを求める雰囲気が高まっている」と語った。
スポーツ関連でも、すでに１０年続いたイングランド・プレミアリーグの名門チェルシーのスポンサーから１４年に撤退。１５年初めにはサムスン重工業のラグビー部、サムスン証券のテニス部が廃部となった。１９９５年１月に創部されたラグビー部は９６年から全国体育大会で１０年連続優勝の記録を打ち立てた強豪。テニス部は全米オープンで１６強入りした選手ら多く一流選手を輩出し、韓国スポーツの発展に寄与してきたのに、だ。ラグビー部の年間予算は２０億ウォン。年間で数兆ウォンの売り上げを計上するサムスンにとっては微々たるものだ。経費削減の視点ありきを否応なく感じ取れる。
朝鮮日報によると、サムスンのスポーツ関連の関係者は「以前はスポーツチームの運営を『事業報国』（事業を通じて国に報いる）とみなしていたが、現在はチーム運営をビジネスの観点からしか見ていないようだ」と語る。これでは戦力補強よりもコスト削減に重点を置くようになるのは無理もなく、成績が下がってマーケティングにも失敗するという悪循環に陥ると指摘されている。
皮肉なことに、傘下のチームの凋落はサムスン・グループの広告代理店、第一企画へ引き渡された時期に重なる。サムスンは、スポーツ・チームを別法人にする他財閥とは違い、第一企画に委ねることで「コスト削減と広報効果の最大化」を理念に掲げている。
それを物語るように、スポーツチームの低迷だ。同紙によると、韓国Ｋリーグの水原サムスンは今季、１２チーム中１０位に低迷。昨季まで優勝と準優勝を４回ずつ経験した強豪が２部リーグ降格を危機に直面している。２００５年のプロリーグ発足以来、常に優勝争いに絡んでいた男子バレーボールは昨季初めて機会を逃し、特定の外国人選手への依存度が高い「集中バレーボール」の限界を見せている。
特に凋落ぶりが顕著だったのが、人気スポーツの一つであるプロ野球のサムスン・ライオンズ。２０１４年に系列会社から３００億ウォン（約２７億円）近くをサポートされたが、１７０億ウォン超の営業損失を出していた。日本のある球団のように選手の賭博問題が昨年発覚し、規律の歪みをうかがわせた。
朝鮮日報によると、ライオンズはかつて莫大な財力を生かしてフリーエージェント（ＦＡ）選手を獲得したが、非難を浴びて原則禁止とした。０５年を最後に１１年間でＦＡにより入団した選手はゼロ。在籍するスター選手の引き止めに力を入れたが、呉昇桓ら多くのスター選手がチームを去った。この３年間でさらにトップクラスの選手が離脱したが、一方で、これといったスター選手の入団はなく、戦力の低下は否めなかったといえる。
米国でバッテリー欠陥によって「ギャラクシーノート７」約１００万台がリコールされるサムスン電子は費用に１０億ドル（約１０００億円）がかかると英フィナンシャル・タイムズ紙が伝えた。ますます経費引き締めの潮流は厳しくなり、リストラに拍車がかかることは間違いない。
http://www.sankei.com/premium/news/161001/prm1610010008-n1.html
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★「＜ ＴД⊂悔しいニダ？」 ⇒ 【サッカー】新ユニ公開のチェルシー、サムスン追い出し日本企業と手を結ぶ！ 韓国ネット「チェルシーが負けることを願う」（2015/07/19）
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スポーツ関連でも、すでに１０年続いたイングランド・プレミアリーグの名門チェルシーのスポンサーから１４年に撤退。１５年初めにはサムスン重工業のラグビー部、サムスン証券のテニス部が廃部となった。１９９５年１月に創部されたラグビー部は９６年から全国体育大会で１０年連続優勝の記録を打ち立てた強豪。テニス部は全米オープンで１６強入りした選手ら多く一流選手を輩出し、韓国スポーツの発展に寄与してきたのに、だ。ラグビー部の年間予算は２０億ウォン。年間で数兆ウォンの売り上げを計上するサムスンにとっては微々たるものだ。経費削減の視点ありきを否応なく感じ取れる。
朝鮮日報によると、サムスンのスポーツ関連の関係者は「以前はスポーツチームの運営を『事業報国』（事業を通じて国に報いる）とみなしていたが、現在はチーム運営をビジネスの観点からしか見ていないようだ」と語る。これでは戦力補強よりもコスト削減に重点を置くようになるのは無理もなく、成績が下がってマーケティングにも失敗するという悪循環に陥ると指摘されている。
皮肉なことに、傘下のチームの凋落はサムスン・グループの広告代理店、第一企画へ引き渡された時期に重なる。サムスンは、スポーツ・チームを別法人にする他財閥とは違い、第一企画に委ねることで「コスト削減と広報効果の最大化」を理念に掲げている。
それを物語るように、スポーツチームの低迷だ。同紙によると、韓国Ｋリーグの水原サムスンは今季、１２チーム中１０位に低迷。昨季まで優勝と準優勝を４回ずつ経験した強豪が２部リーグ降格を危機に直面している。２００５年のプロリーグ発足以来、常に優勝争いに絡んでいた男子バレーボールは昨季初めて機会を逃し、特定の外国人選手への依存度が高い「集中バレーボール」の限界を見せている。
特に凋落ぶりが顕著だったのが、人気スポーツの一つであるプロ野球のサムスン・ライオンズ。２０１４年に系列会社から３００億ウォン（約２７億円）近くをサポートされたが、１７０億ウォン超の営業損失を出していた。日本のある球団のように選手の賭博問題が昨年発覚し、規律の歪みをうかがわせた。
朝鮮日報によると、ライオンズはかつて莫大な財力を生かしてフリーエージェント（ＦＡ）選手を獲得したが、非難を浴びて原則禁止とした。０５年を最後に１１年間でＦＡにより入団した選手はゼロ。在籍するスター選手の引き止めに力を入れたが、呉昇桓ら多くのスター選手がチームを去った。この３年間でさらにトップクラスの選手が離脱したが、一方で、これといったスター選手の入団はなく、戦力の低下は否めなかったといえる。
米国でバッテリー欠陥によって「ギャラクシーノート７」約１００万台がリコールされるサムスン電子は費用に１０億ドル（約１０００億円）がかかると英フィナンシャル・タイムズ紙が伝えた。ますます経費引き締めの潮流は厳しくなり、リストラに拍車がかかることは間違いない。
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