1:2016/10/01(土) 18:41:26.33 ID:
 韓国の次期大統領候補として潘基文・国連事務総長人気が独走中だ。外交官出身の潘氏に政治経験はないが、国連事務総長は韓国では「世界の大統領」といった認識で、潘氏は韓国史上、“最高の出世頭”として前人気が高まる一方なのだ。潘氏が9月中旬に「年明け帰国」を予告するや、「すわっ、出馬宣言」と政界が大騒ぎになった。一方で現職、朴槿恵大統領の支持率はジワジワと下落中で、韓国は来年末の大統領選に向け、早くも政治の季節に突入している。

潘基文氏、ダントツ人気のそのワケは?

 韓国で最近行われた複数の「望ましい大統領候補」世論調査で潘氏は軒並みトップを独占した。

 朝鮮日報の世論調査では潘基文氏(27・4%)、文在寅氏(最大野党の前代表、16・5%)、安哲秀氏(第2野党の前代表、8・2%)▼中央日報の調査では潘基文氏(32・5%)、文在寅氏(17・3%)、安哲秀氏(8・1%)▼毎日経済新聞の調査では潘基文氏(23・7%)、文在寅氏(18・5%)、安哲秀氏(10・3%)などだ。好感度を問う回答では60%以上を記録するなど、他候補を圧倒している。

 生まれ育った韓国中部、忠清北道では11月初旬、潘氏の政治ファンクラブが創立大会を開く予定だ。韓国では大統領選前に支持者が「誰々を愛する会」といったファンクラブ風の支持団体を作るのが近年の傾向で、これまでにも「ノサモ(盧武鉉を愛する会)」や「パクサモ(朴槿恵を愛する会)」が有名。潘氏のファンクラブは「蛍(パンディップリ)」という名前だ。

 地域主義の強い韓国では、地元から大統領を輩出すると地域振興だけでなく同郷の人材が公務員や大企業で露骨に重用される。このため、大統領選は毎回、有力候補の地元が早々と盛り上がりをみせる。

 潘氏はなぜ、人気なのか。「大方は潘基文について“韓国人の夢を実現した人物”だと思っている。エリート外交官として長官に上り詰め、さらに世界の国連のトップに10年間座った」(韓国人ジャーナリスト)。

 国連事務総長は事務方のトップで“大統領”とは似ても似つかないが、庶民レベルでは潘氏を「世界のトップに立つ人物」と考えているようだ。

 潘氏に対する評価は、歴代の国連事務総長のなかでも特に評判が悪く、韓国人びいきや無味乾燥な演説、中国寄りの姿勢など、国際社会では厳しく批判されてきた。それでも韓国では「それでも彼に勝る国際人はいない」(前出ジャーナリスト)というのだ。

 というわけで、韓国国内では国会議員が『潘氏のような国際感覚のある人物が国を率いるべきだ』と持ち上げ、政治学者は『潘氏なら派閥権力政治から抜けきれない韓国のリーダーのレベルを引き上げ、洗練された国家の未来ビジョンを提示できるのではないか』などを期待を表明している。

潘基文政権誕生なら親北政権?

 左派政権の盧武鉉時代に外相を務めた潘氏は対北朝鮮の融和派で、国連事務総長としても2007年の就任以来、訪朝計画や北朝鮮指導者との会談を積極的に働きかけてきた。

http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010002-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010002-n2.html
http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010002-n3.html
http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010002-n4.html
http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010002-n5.html

>>2以降に続く)
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ニューヨークの国連本部で記者会見する潘基文事務総長(共同)
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パリ協定批准に関する式典で、握手を交わす(左から)国連の潘基文事務総長、中国の習近平国家主席、オバマ米大統領=9月3日、中国・杭州(共同)
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韓国大統領府(鴨川一也撮影)
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地震が発生した慶州を訪れた韓国の朴槿恵大統領(右)=慶尚北道提供・共同