1:2016/10/04(火) 12:04:10.66 ID:
韓国石油公社が1745億ウォン(約160億円)をかけて建造したボーリング船が内海であるカスピ海に閉じ込められ行き来も出来なくてお金だけが浪費される状況になったことが明らかになった。

国民の党の孫今柱(ソン・グムジュ)議員が3日に石油公社が提出した資料を分析した結果だ。

石油公社は2008年、「カザフスタンのザンビル鉱区に10億バレルの石油が埋蔵されている」として2160億ウォンを投資した。しかし実際の埋蔵量は予想値の10%にすぎないことが確認され、今年3月に鉱区から撤退した。

石油公社はこの過程でカザフスタン国営石油会社KMGに鉱区を安価で売り戻した代金55億ウォンを除き2105億ウォンを失った。

問題は莫大な損失額から開発当時に建造したボーリング船費用が抜けているという点だ。

石油公社は2008年にSKイノベーション、現代製鉄、LG商事、サムスン物産など大企業の投資を受け1745億ウォンでボーリング船を建造しカスピ海に送った。しかし石油公社がザンビル鉱区から撤退しボーリング船は無用の物になった。

石油公社はボーリング船が完成した2012年からこれまでボーリング船維持費だけで1044億ウォンを投じてきた。

事業が中断され一度もボーリング船を稼動しなかった2年間にも206億2000万ウォンがかかった。いまも毎月平均11億5000万ウォンが投入されている。

しかし石油公社は第19代国会の「資源開発国政調査」でも「資源開発とは別途の費用」という理由などでボーリング船の存在自体を正確に明らかにしなかった。ボーリング船の費用が追加されれば損失規模は2倍近くに増える。

石油公社はこの過程でKMGにボーリング船売却を打診した。最初はボーリング船買収を提案したが拒絶され、再度一部権益買収を試みたがこれすら拒絶された。ボーリング船建造と関連した契約書には「ボーリング船費用は開発収益金で充当し、ボーリング船所有権はカザフスタンに渡す」とされている。

契約条件によりボーリング船の所有権が譲渡されることになっているカザフスタンの立場では停泊している船を買うのにお金をかける理由は大きくない。特にボーリング船が内海であるカスピ海にすでに浮かんでいるので他の場所に船を移動することも不可能な状況だ。

石油公社はカザフスタンでのボーリング船売却が難しくなると他の買い入れ対象者を物色している。しかし現在カスピ海で推進されている25カ所の鉱区のうち石油公社のボーリング船を活用できる鉱区は3カ所にすぎない。

該当ボーリング船の作業可能水深は2.5~7.5メートルだが残り22鉱区の水深はとても深かったり浅かったりで活用度が落ちる。

孫議員は「莫大な資金が投入されたボーリング船は内陸にあるカスピ海に閉じ込められ他の所に移すこともできない、金魚鉢の中に閉じ込められた金魚の身分になった。石油公社はいまこの瞬間にも莫大なお金が浪費されているボーリング船に対する対策をまとめなければならない」と主張した。


中央日報/中央日報日本語版] 2016年10月04日11時18分
http://japanese.joins.com/article/360/221360.html
http://japanese.joins.com/article/361/221361.html

カザフスタンのザンビル鉱区が位置するカスピ海に浮かぶボーリング船。1745億ウォンが投入されたが韓国石油公社が3月に同鉱区から撤退し無用の物となった。カスピ海は四方を閉ざされた内海のため他の所に移すこともできない状況だ。2015年以降1度も使われていないが石油公社はいまも月平均11億5000万ウォンをボーリング船運営費として使っている。(写真=国民の党孫今柱議員室)
 
 
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