1:2016/10/13(木) 20:37:27.11 ID:
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 現代自動車は9月の輸出が前年同期比で21%減少したのに続き、10月は減少幅が50%に迫っており、輸出低迷が深刻だ。7月から24回に及んだストライキによる輸出損失だけで13億ドルに達する。追い打ちをかけるように国内外では深刻な品質問題が浮上した。ソナタなどに搭載されたエンジンの欠陥指摘が相次ぎ、米国では88万台を対象としたリコール(回収・無償修理)、保証期間延長などで合意した。その後、韓国の消費者から「米国人だけが消費者だというのか」という「差別論争」が巻き起こり、現代自は12日になって、韓国国内での同様の措置を取ると発表した。

 そうした「内憂外患」の状況で現代自労組は賃上げを求め、7月以降連鎖的にストライキに突入し、12日にようやく「労使第2次暫定案」で合意した。これに先立ち、労使は9月24日、月額賃金を6万8000ウォン(約6300円、個人年金1万ウォン含む)引き上げ、成果給・激励金350%プラス330万ウォン支給することを柱とする第1次暫定案で合意したが、組合員による投票では78%の反対で否決された。第2次暫定案は既存案に基本給4000ウォン、商品券1人当たり30万ウォン支給を上乗せしたもので、14日に労組による投票が行われる。

■ストライキで輸出損失13億ドル

 現代自動車は連鎖ストライキで輸出が影響を受け、海外の営業現場は対応に追われた。海外代理店からは「所定期間に台数が確保できるのか」という問い合わせが相次いだ。現代自関係者は「毎年部分ストライキを繰り返しているため、海外代理店も『またか』という雰囲気だが、今年は例年よりストライキによる輸出への影響が大きいため、ディーラーは事態を深刻に受け止めている」と話した。

 現代自は戦略車種については、海外向けに2-3カ月分を在庫を確保しており、当面の需給には問題が生じないと説明している。しかし、ストライキが今月まで長期化すれば、納期を守れずに海外の営業網が混乱に陥る可能性もある。

 現代自の輸出低迷は韓国の輸出戦線全体にも大きな打撃を与えている。自動車は韓国の輸出全体の8%を占める主要品目だ。現代自グループは韓国の自動車輸出の8割を担っている。しかし、現代自のストライキで輸出が急減し、10月1-10日の自動車輸出は前年同期を52%も下回った。このため、輸出全体でも18%の落ち込みとなった。

■工場新設は海外ばかり

 現代・起亜自動車は韓国国内で過去20年、工場を新設していない。1996年の牙山工場(年産30万台)が最後だ。一方、海外では9カ国に17カ所の工場を新設した。年産510万台規模だ。今年5月に生産を開始した起亜自メキシコ工場に続き、今月と来年に相次いで完成する中国第4、第5工場を含めると、海外での生産台数が国内を200万台上回る計算になる。

 海外での雇用創出は、現代自が4万6000人、起亜自が1万6000人(15年末現在)だ。両社合わせると6万2000人の雇用が創出されたことになる。

 その結果、ドイツ、日本に次ぐ世界3位の自動車輸出国という地位までメキシコに譲った。韓国自動車産業協会(KAMA)の金容根(キム・ヨングン)会長は「韓国の自動車産業は内需市場の限界と強硬な労組の影響で生産・輸出基地としての魅力が日に日に低下している」と述べた。

■品質問題に信頼の危機まで

 さらに現代自は深刻な品質問題に直面し、現代自の特徴だった「品質経営」という信頼まで崩壊するのではないかとの懸念が生じている。現代・起亜自は12日、米国で欠陥によりリコールと保証期間延長措置を取った「セータ2」エンジンを搭載した車両について、韓国でも米国と同様にエンジン部分の保証期間を延長することを決めた。(グラフィック参照)

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>>2以降に続く)