中国 
(イメージです。)


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:2016/11/02(水) 21:20:05.85 ID:
 【北京=西見由章】
 
 日中の企業経営者や元政府高官らが経済連携強化に向けて対話する「日中CEOサミット」は2日、中国の「一帯一路」構想を含めた第三国市場での投資・金融分野の協力推進などを盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕した。中国側からはアジアインフラ投資銀行(AIIB)への日本の加盟を求める意見も出た。

 北京で開かれた同会合には、日本から経団連の榊原定征会長や福田康夫元首相ら約30人が参加。開幕日の1日には李克強首相や王毅外相らと面会した。

 榊原氏は記者団に「日中関係は改善基調にあり、今回の対話でも具体的なビジネスの話が進展した。(日本から中国への)投資拡大の方向に進むと期待している」と語った。

 一方、経団連の古賀信行副会長(野村ホールディングス会長)は、AIIBへの加盟要請について「アジア開発銀行(ADB)と協調して事業を成功させることがより重要だ」と慎重な姿勢を示した。

http://www.sankei.com/world/news/161102/wor1611020019-n1.html


日中CEOサミット 「アジア投資銀に加入を」要請相次ぐ

 【北京・赤間清広】
 
 日中の大手企業首脳が参加した「日中CEOサミット」が1日から2日間の日程で北京市内で開かれ、中国側の参加者から中国が主導する国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への日本の加入を期待する声が相次いだ。

 日本は現在、米国とともにAIIB加入を見合わせている。出席者によると、会合では日本側に対し「早期加入を政府に働きかけてほしい」などの要請があった。日本側からは「政府間の話だ」などとして推移を見守るべきだとの声が上がり、AIIBをめぐる温度差が浮き彫りになった。

 一方、アジアで需要が高まるインフラ投資分野で日中両国の協力を推進することでは一致し、気候変動など幅広い分野で関係強化を目指す共同声明を採択した。

 経団連の榊原定征会長は会合後、記者団に「企業首脳同士の信頼関係をベースに、具体的な事業の話につなげていきたい」と話した。サミットには企業関係者のほか、日本側から福田康夫元首相、中国側から曽培炎・元副首相(中国国際経済交流センター理事長)らが出席。次回は東京で開催する。

http://mainichi.jp/articles/20161103/k00/00m/020/034000c