中国 
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:2016/11/10(木) 14:13:55.75 ID:

天津大規模爆発 倉庫会社会長に死刑判決 中国
11月10日 0時41分

中国の天津で去年、170人以上の死者・行方不明者を出した大規模な爆発で、現場で危険物を保管していた倉庫会社の会長など合わせて49人に、最高で執行猶予2年の付いた死刑などの判決が言い渡されました。去年8月、天津の倉庫会社で、爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムなどが引火して大規模な爆発が起き、173人の死者・行方不明者が出たほか、周辺の多くのマンションや工場などが被害を受けました。

この事件では、「危険物の保管方法など、安全管理が極めてずさんだった」と指摘された倉庫会社の幹部らや、賄賂を受け取っていたとして、地元政府の関係者など多数が起訴されました。

国営の新華社通信によりますと、天津市の裁判所などは9日までに、倉庫会社の会長、于学偉被告に「不法に危険物質を保管していた罪」などで、執行猶予2年の付いた死刑などの判決を言い渡しました。
執行猶予つきの死刑判決は中国の刑法に基づいて、猶予の期間中に罪を犯さなければ減刑され、死刑を免れる可能性があります。

さらに、裁判所は倉庫会社のほかの幹部など23人に、最高で無期懲役の判決を、また賄賂を受け取ったと認定された地元政府の幹部など25人に、最高で懲役7年の判決をそれぞれ言い渡し、判決を受けた被告は合わせて49人に上りました。

中国では爆発など重大な事故が相次いでいて、政府としては大勢の被告に厳しい判決を言い渡すことで、対応を示す狙いがあると見られます。
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161110/k10010762841000.html