1:2016/11/11(金) 18:52:45.17 ID:
【ソウル聯合ニュース】
 
 世論調査会社の韓国ギャラップが11日に発表した次期大統領選の有力候補の支持率は、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が21%で、6カ月連続でトップに立った。
ce7976d6.jpg
潘氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 ただ、潘氏の支持率は先月より6ポイント下落し、2位の最大野党「共に民主党」の前代表、文在寅(ムン・ジェイン)氏(19%)との差は2ポイントに縮まった。3位は野党第2党「国民の党」の前代表、安哲秀(アン・チョルス)氏で10%。

 調査は今月8~10日に全国の成人男女1003人を対象に行われた。

 潘氏の支持率低下は与党セヌリ党の中でも朴槿恵(パク・クネ)大統領に近い勢力が支援しているという認識が定着したためとみられる。朴大統領の機密漏えいが明らかになったほか、朴大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)氏が職権乱用などの容疑で逮捕されたことが潘氏の支持率に影響したと分析された。

 別の韓国世論調査会社、リアルメーターが10日に発表した調査結果では、文氏が20.8%で17.7%の潘氏を抑え1位になった。同社の世論調査で文氏は2週連続で潘氏を抑え首位に立っている。

 ただ、潘氏は国連トップを務め世界的に知名度が高く安定した経歴を持つため、朴大統領をめぐるスキャンダルの影響はそれほど大きくないという見方も出ている。むしろ、ドナルド・トランプ氏が次期米大統領に決まり対外的な不確実性が高まったことに伴い、エリート外交官出身の潘氏に対する期待が高まるのではないかとする観測もある。

 一方、韓国ギャラップが来年の大統領選挙に潘氏、文氏、安氏の3人が立候補したと仮定した場合、誰を支持するか尋ねたところ、文氏が33%で潘氏(32%)をわずかに上回った。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/11/11/0200000000AJP20161111003100882.HTML