1： :2016/11/22(火) 19:22:43.83 ID:
防衛事業庁が陸軍高空浸透要員(※パラシュート兵？)の酸素供給装備などを導入する事業で検証もされていない事実上‘不良品’を購入したことが分かった。

また化生放戦(※化学・生物・放射能兵器戦の略)から戦車乗務員を保護するための化学探知装置も野戦運用が不可能な装備を導入したことが分かった。軍将兵たちの安全のために導入された装備ではあるが、生命を脅かしているという話だ。

22日に監査院が発表した‘軍需装備獲得及び運用関連非理起動点検’結果によれば、73億ウォン規模の高空浸透装備事業で防衛事業庁職員の不当な介入で性能が検証されていない高空浸透装備が我が軍に納品されたことが分かった。

高空浸透装備とは特殊戦部隊や航空救助隊など、空中作戦を遂行する高空浸透チームの浸透能力と生存性向上のためのものである。高空用ヘルメット、酸素マスク、個人用酸素ボンベ、機内酸素供給装備などで構成される。これら装備は高空浸透要員たちが高高度で低い気圧と酸素不足などに耐えられるように助けてくれる。
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高空浸透装備構成品(※左から高空用ヘルメット、酸素マスク、個人用酸素ボンベ、酸素供給機、航法装備

しかし該当事業担当者は提案書評価委員に一部品目の納品実績と公認性能資料が無くて入札資格条件未達の米国A社を基準を満たしたとして評価するように要求した。

またこの事業担当者は陸軍と競争会社が異議を提起したことによって、A社が提出した提案書に事実と異なる内容がある事実を知った後にもA社に対して契約取り消しなどの措置を取らなかった。

監査院の監査の結果A社の装備は納品実績が無くて性能が公認されておらず、実際降下試験を通じた作戦要求性能(高高度浸透)を満たしているのか分からない。しかしこの担当者は上役に高高度降下試験をすると報告した後、実験室内のチャンバー試験で代替するなど性能をきちんと検証しなかった。

これと共に防事庁傘下の国防科学研究所(ADD)は化学探知装置開発及び戦力化事業で不誠実な試験評価と誤った設計で不良品を納品した。

該当事業は戦車乗務員を化生放戦から保護するための化学作用剤探知及び警報装置を開発するものである。すでに21億ウォンを投じてK21装甲車78台とK2戦車16台に装着された。今後57億ウォンを追加で投入してK2戦車30台と次期多連装発射台218台に搭載する予定である。
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化学探知装置の姿(※左上から装着した姿(K21装甲車上部)、空気吸入機、右上から主要品目、空気吸入機、化学探知機)

国科研は該当製品を試験評価しながら最小10日間を5回以上湿度試験をしなければならないにも2日間を1回だけ試験した。探知装置運用試験評価も3季節(春季・秋季・冬季)のあいだ昼間及び夜間の気象条件で実施しなければならなかったが、夏季の2日間昼間にだけ実施した。

その上にK21装甲車の化学探知装置は煤煙及び蒸気などによって誤警報が発生することがあるということを考慮しないまま、空気吸入機を後方のエンジン排気口近隣に装着するようにした。このために探知装置を装着して運用している陸軍某師団では2014年から2015年まで煤煙による誤警報が12回発生した。

2016/11/22 14:08
http://www.edaily.co.kr/news/NewsRead.edy?newsid=03463686612848344&SCD=JF31&DCD=A00603