1:2016/11/22(火) 18:55:19.63 ID:
【ソウル聯合ニュース】
 
 韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相は22日、ペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の日程を終え、仁川国際空港から帰国した。
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ペルーのクチンスキ大統領(右)と握手を交わす黄首相(提供写真)=(聯合ニュース)

 韓国からAPEC首脳会議に大統領ではなく首相が出席するのは初めて。今回の首脳会議にはオバマ米大統領、中国の習近平国家主席、日本の安倍晋三首相、ロシアのプーチン大統領ら主要国の首脳が出席したが、黄首相はこれらの首脳と会談できず、首脳外交に支障をきたしたとの指摘が出ている。

 黄首相は19日にリマ入りし、主催国ペルーのマルティン・ビスカラ第1副大統領と会談した。黄首相はリマの地下鉄と上水道事業に韓国企業が進出できるよう支援を要請。ビスカラ氏は「(韓国企業が参加できるよう)入札要件の見直しを検討する」と約束した。

 クチンスキ大統領とも会談し、空軍練習機の輸出など両国間の協力策を協議した。

 20日にはAPEC首脳会議に出席し、低成長と保護主義に打ち勝つための方策を議論すべきだと提案し、多国間貿易体制の発展とアジア太平洋地域の経済統合が必要だと呼びかけた。

 また、「域内の平和と安定がなければわれわれの努力は結果につながらない。アジア太平洋地域はもちろん、国際社会全体に脅威となる北の核とミサイルの開発は必ず放棄されなければならない」と訴えた。

 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事とも会談し、世界経済が低成長に直面しているとしながら「構造改革と保護主義に対する積極的な対応が必須だ」と強調した。

 黄首相は20日にペルーでの日程を終え、21日に米ニューヨークで現地の政府関係者との懇談会を行ってから帰国の途に就いた。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/11/22/0200000000AJP20161122003800882.HTML