中国 日本 Flag 

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:2014/05/13(火)11:13:40 ID:
「今、日本に旅行する中国人がどんどん増えています。逆に言えば、日本しか行くところがないんです。マレーシアは航空機が失踪、韓国も船が沈没して印象が悪い。タイはデモで政情が不安定、フィリピンは領土問題がこじれているし、台湾は学生が立法院を占拠して大陸への感情が悪化している。今、中国人がアジアを旅行しようとしたら行先は日本しかないんです

拉致される中国人

中国とフィリピンは南沙諸島(スプラトリー諸島)の領有権をめぐり対立を激化させている。5月6日、その南沙諸島のハーフムーンショール(半月礁)付近で中国船1隻が拿捕された。フィリピン当局は「船上に500を超えるウミガメを発見した」とし、同国の「野生動物保護法」に
違反した疑いで船を拿捕し、乗組員11人の身柄を拘束した。

また、同じ日にフィリピンの空港で、中国人女性がフィリピンの空港で殴られる事件が発生した。中国紙環球時報は次のように伝えている。

この中国人女性は5月4日にマニラのニノイ・アキノ国際空港に到着した。入国審査の際、複数の入国歴がありビザ延長のスタンプが多数押されていたことから、不法就労を疑われた。女性は「フィリピンで就労したことはあるが、今回は観光目的だ」と反論。だが、無理やり強制送還者用の待合室に連行された。その後、この部屋を出ようとしたところフィリピン人職員に足で踏みつけられるなどした。さらに取っ組み合いのけんかにまで発展したという。

事件はまだまだ続く。5月6日、マレーシアのサバ州では、東海岸ラハダトゥ近郊の養魚場に勤務する中国人が、武装集団に誘拐される事件が発生した。

また、同州では2014年4月、洋上のリゾートホテルに宿泊していた中国人観光客の女性とフィリピン人従業員の女性が、銃で武装した集団によって拉致されている。この事件は単に「中国人だけを狙った」ものではなさそうだ。しかし、この拉致事件によって、中国人はマレーシアに対する印象をますます悪化させている。

今年3月、北京行きのマレーシア航空機が消息を絶ったが、乗客の大半を占める中国人の家族からは「情報公開の不十分さ」に大きな不満の声が上がった。そんな中での拉致事件の発生は、中国とマレーシアの間の溝をさらに広げる格好となった。

北朝鮮当局に船員の身柄を拘束された漁船もあった。2012年5月のことである。29人の中国人が中国の主張する海域で漁をしていたところ、北朝鮮当局により拘束され、漁船にあった物資などすべてを略奪された。その上、殴る蹴るなどの暴行も加えられた。

アフリカでも中国人の拉致事件が起きている。5月2日には、スーダンのダルフール地区で反政府武装勢力により中国人技師2人が拉致されるという事件があった。

国内では漢民族が標的に

中国国内も決して安全な場所ではない。13億を超える中国人の9割以上は漢民族である(全世界の人口の5分の1を占める)。だが、国内には彼らに激しい恨みを抱く勢力が存在する。少数民族のウイグル族から見ると、漢民族は資源の略奪者であり、富の支配者である。漢民族への反目は清朝の時代から連綿と続いている。

≪中略≫

日本は「最もほっとできる場所」?

このように、いまや国内においても国外においても、中国人は常に身の危険を感じ、緊張を強いられる状態にある。だが、国家間においては複雑な問題を抱えながらも、日本人はなおも、彼らを拉致するどころか歓迎し、もてなしてくれる。いま、日本は最も安堵感を与えてくれる旅先であり、皮肉にも「最もほっとできる場所」になっているのかもしれない。

この半年の間に国内外で起きた様々な事件は、中国人に安心、安全、平和とは何かを再考する機会を与えていることだろう。同時に一部の中国人は、日本がいかに安心、安全、平和を高度に実現している国家であるかを痛切に思い知らされているに違いない。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40661