クネ 韓国 

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:2014/08/16(土) 12:41:42.76 ID:
記事入力 : 2014/08/16 09:39
【社説】日朝は朴大統領の提案に誠意を示せ

 朴槿恵(パク・クンへ)大統領は15日、日本による植民地支配からの解放を記念する「光復節」の式辞で「南(韓国)と北(北朝鮮)は直接会い、意思疎通ができる小さな通路をまずは開き、この通路を通じて互いへの理解を深めながら、その考え方や生活様式から一つに融合していくことが必要だ」と述べ、「国民生活」「環境」「文化」の3分野での交流を北朝鮮に提案した。また、朴大統領は今年10月に平昌で開催される国連生物多様性条約締約国総会に北朝鮮を招待したほか、秋夕(チュソク=中秋節、今年は9月8日)前後に南北離散家族再会行事を改めて開催することと、来年の光復70周年に南北共同で記念文化事業を開催するため準備を進めることも提案した。

 ちなみに、朴大統領が今回北朝鮮に提案した内容に特別目新しいことはなく、今年3月に朴大統領がドイツで発表した「ドレスデン宣言」と内容面ではほぼ同じだ。しかし、北朝鮮はドレスデン宣言について「吸収統一を狙ったもの」などと今なお激しく反発している。韓国政府は11日、南北軍事境界線上にある板門店で19日に高官級協議を行うことを提案したが、北朝鮮は4日にわたり返答していない。また、北朝鮮は対南窓口機関である祖国平和統一委員会の声明を通じ、5・24措置(2010年の韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件を受けた対北朝鮮制裁)を解除しなければ南北関係改善に応じないとしている。このように北朝鮮は、哨戒艦「天安」沈没について謝罪や再発防止を約束するどころか、自分たちとは関係ないと強弁しているため、このままでは今後も韓国が5・24制裁を解除することは難しいだろう。そのため朴大統領が今回提案した離散家族再会行事などさまざまな形の交流・協力からまず取り組んでいくことは、現時点で最も現実的な方策だろう。この点については、おそらく北朝鮮も理解しているはずだ。

 北朝鮮はローマ法王の来韓に合わせてミサイルを発射したが、その一方で9月の仁川アジア大会に参加する北朝鮮選手団の名簿を送ってきた。また、今月18日の故・金大中(キム・デジュン)元大統領の命日に花輪を贈呈するとして、韓国の野党関係者を北朝鮮に招いた。このように北朝鮮は思わせぶりな行動を取り続けているが、むしろ直ちに南北当局者間の直接会談に応じ、自分たちの考えをはっきりさせるべきではないか。

 光復節での式辞で、朴大統領は日本に対し「韓日国交正常化から50年の節目となる来年が、新たな未来に向けて共に出発する元年となることを願う」とした上で「日本の政治指導者たちに決断を期待したい」と呼び掛けた。朴大統領は式辞で「韓日関係の改善を希望する」との意向を明確にしたわけだが、これに対して安倍首相は同日、日本の戦犯が合祀されている靖国神社に玉串料(供物の費用)を奉納し、また閣僚の一部は参拝を強行した。安倍首相は日本の敗戦日に合わせて開催された全国戦没者追悼式でも、アジア各国に及ぼした加害行為の事実や、それに対する反省などには全く言及しなかった。このように今なお挑発的な態度を取り続ける安倍内閣と、新たな韓日関係を築き上げることが本当に可能かという疑問をどうしてもぬぐい切れないのも事実だ。安倍内閣は朴大統領が慎重に切り出した韓日関係改善の意向に泥を塗るような行動を控えなければならない。安倍首相が本当に韓日首脳会談の開催を希望しているのなら、日本はそれに必要な条件をまずは整えるべきだ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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