カレーライス



(イメージです)

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:2014/08/23(土) 19:11:08.53 ID:
中国で「カレーライス」ブームが起きている。経済発展で食文化が多様化した都市部を中心に、家族そろって楽しめる中華料理以外の新しい味として受け入れられるシーンが広がっているという。トップを走るハウス食品は、9年前に発売した「バーモントカレー」が好調で、この間に中国での売上高は21倍も伸びた江崎グリコや大塚食品なども13億人の胃袋に狙いを定め、カレー市場の開拓に奮闘している。

 「日本人の友達の家に遊びに行ったときに食べたカレーライスの味が忘れられなくなり、母親に頼んでよく作ってもらうようになった」。上海市内で今月開かれた販促イベント「カレー王国」会場で中学2年の曹●濛(そうきんもう)君は目を輝かせた。

 中華料理の本場で日本のカレーがどこまで受け入れられるか。メーカーの担当者は中国各地でスーパーの店頭に立ち、肉や野菜を切ってルウに入れるところから調理方法を丁寧に教えて試食してもらい、カレーの楽しさを伝えてきた。「一度食べてもらえれば好きになってくれる自信があった」(ハウスの担当者)からだ。

 カレーはインド風の辛みだけだと考えていた中国の消費者に、子供も食べられる日本式のまろやかな味を紹介するだけでなく、中国人好みの香辛料「八角」入りのルウを現地で商品化するなど工夫し、根気強く主婦層に売り込んできた。

 中国で90グラム入りのルウ1箱が10元(約165円)前後と日本とほぼ同等の販売価格ながらも、「肉や野菜など多くの食材をバランス良く摂取でき、ルウに含まれるスパイスは健康効果もある」(上海食品学会の姜培珍(きょうばいちん)教授)との評価も加わって、人気が高まった。

 一時は日中関係悪化が足かせになるなど、市場の開拓は一筋縄にはいかなかった。ハウスなどは各地にある日系企業の従業員食堂にカレーメニューを提案したり、上海などでカレーレストランチェーンを展開したりして、あの手この手で中国人に味を訴えてきた。

 ハウスの場合、上海工場では生産が間に合わなくなり、今秋に上海の3倍の生産能力をもつ新工場を遼寧省大連市で稼働させる。ハウス上海法人の羽子田礼秀(はねだゆきひで)社長は「日本の国民食ともいえるカレーを中国の人民食に育てたい」と言葉に力をこめた。日本の食品メーカーによる中国市場での地道な努力は、ようやく実を結び始めたようだ。

(●=晶の三つの日を金に)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140823-00000126-san-cn