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写真: 出版された啓発本「竹島問題100問100答」(松江市で)

 島根県の竹島問題研究会(16人、座長=下條正男・拓殖大教授)は14日、一問一答形式の啓発本「竹島問題100問100答」(A5判、240ページ)を発刊した。

 同会の委員16人と外部研究者2人が、竹島について解説している。

 初版は3万部で、▽領土編入の経緯▽江戸時代の竹島▽李承晩ラインがひかれた戦後▽韓国の主張への反論▽国際司法裁判所――など9部で構成している。中高生にも知っておいてほしい事柄から専門知識まで、各項目に3段階で星印を付け、一目で難易度が分かるようにした。

 「現在の竹島はどのような状況か」との設問では、韓国による占拠後、島を訪れる韓国人観光客らが年間20万人を突破したと伝えられることや、同国が4階建て宿舎(約40人収容)を建設していることを紹介。このほか「絵図・地図に竹島はどのように描かれているのか」「学習の指導に当たって指導者に求められることは」など、写真や資料を交え、1問につき約2ページで解説している。

 県は「ここまで体系的にまとめた啓発本はこれまでなかった。この本によって竹島問題への理解が深まることを期待したい」としている。

 (岸下紅子)


YOMIURI ONLINE: 2014年2月15日14時36分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140215-OYT1T00260.htm?from=ylist