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:2014/02/17(月) 14:26:57.09 ID:
「オソオセヨ(いらっしゃいませ)」と書かれたドアをくぐると、壁にはハングルの表が張られ、世界を席巻する韓国のポップ音楽「K―POP」の曲が流れる。その中で韓国語クラブの女子部員たちが、にぎやかに韓国語会話を楽しんでいる。

 所属するのは1、2年生合わせて12人。週3日、授業が終わって部室に集まってきた部員たちは、ハングルの練習や、顧問の先生が手作りした文法のプリントをこなす。自分の好きなK―POPアイドルの歌詞を持ち込み、意味を調べる生徒も。卒業までに、手紙をやりとりできるようになる生徒もいるという。

10年以上の歴史があるクラブだが、学校としても韓国の高校と姉妹交流を続けていて、1年生全員が外国語の授業で韓国語を学ぶ。

クラブでは、学期末ごとに韓国料理を作る楽しみもある。昨年末はゴマと砂糖をもちに包んだお菓子「ソンピョン」を作った。

1年生の平賀好右(みゆう)さん(16)と畑舞乃さん(16)は2月中に大阪で開かれるスピーチコンテストに出場するため、会話劇の練習を重ねている。韓国と日本の友だち同士が、一緒にラーメンを食べながら、互いの文化についておしゃべりする内容だ。細かな発音やアクセントにも気を配る。

平賀さんは小学生の頃からK―POPの大ファン。入学前から独学してきた。
看護師を目指す畑さんは「もし韓国人の患者さんが来たら、話せたらいいな」。

1年の浦田恵瑠(える)さん(16)は昨年末、公益財団法人などが主催する日韓高校生交流プログラムでソウルを訪れた。4日間、寝食を共にし、一緒にダンスを踊った。アイドルの話で盛り上がり、「思った以上にコミュニケーションがとれてうれしかった」と振り返る。

スマホで連絡を取り合う友だちができ、将来は留学したいと考えるようになった。ヘイトスピーチなど互いの国を批判する人について「相手をきちんと知りもせずに言っているのでは」と憤る。

顧問の講師、李雨林さん(28)は「韓国語でも英語でも、今のグローバル社会では異文化に触れる体験が役に立つ。生徒たちは友だちや先輩と一緒に、楽しく勉強しています」。
(畑宗太郎)

《伊勢学園高校》

 1963年、伊勢女子高校として創立。2009年に共学化で現校名に。
特別進学、看護医療、選択の各コースがあり、生徒数は女子417人、男子310人。
ソフトボール部は4年連続インターハイ出場。弓道、陸上競技部も全国レベル。
校訓は「美しく生きる・強く生きる」。

http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW20140214240820001.html