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:2014/10/30(木) 15:24:24.53 ID:
中国メディア・経済参考報は29日、中国国内にある小規模空港の約8割が赤字を抱えているにもかかわらず、なおも地方における小規模空港の建設ラッシュが止まらない状況にあると報じた。

「今日の到着便客数は8人、出発便客数は11人」。湖南省の某市にある空港における、7月のある1日の客数リポートだ。これが、全国の小規模空港の縮図なのである。

国内の多くの地方で航空支線の離着陸をメインとする小規模空港の建設ブームが起きている。しかし、その背後には「全国の小規模空港の約8割が赤字で、巨額の財政補助を得て維持している」などの状況があるのだ。

また、江蘇省の地方政府が以前「公務員の飛行機利用を奨励する」という通知を発表したことがあるように、小規模空港の一部は行政の公務消費に経営を依存している。これに対しては業界内から「市場が行政の『哺乳瓶』を吸っている」との批判も出ている。

巨額の赤字が出る状況でも、一部の地方政府がなおも空港建設に執心するのは、「空港はビルや高速鉄道以上に都市のレベルや実力を示すもの」との認識があるからだという。そして、行政幹部の業績づくりという目的もある。

中央財経大学の専門家は、このような風潮について「著しいバランスの失調、実際のニーズ無視による資源の浪費」と警鐘を鳴らす。

一方で、「支線の航空網は地域経済に大きく貢献する」、「公益性のあるもので、金儲け目的ではない」と小規模空港の存在を肯定的に捉える専門家もいる。中国民航大学の空港建設専門家は、新疆ウイグル自治区や青海省などでは道路建設よりも空港建設コストの方が低いと指摘。また、高速鉄道が通る地域においても空港とのリンクによって輸送能力が高まるというのだ。

ともあれ、多くの専門家は、空港のような巨大かつ経済コストの高いインフラの建設では「なおのこと合理的な計画、慎重な投資が必要になる」と指摘している。

(編集翻訳 城山俊樹)
ソース:XINHUA 2014年10月30日
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economy/399818/