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1:2014/11/09(日) 16:25:08.96 ID:
韓国国内のベンチャー企業に勤務する女性(33)は今年初め、夫(35)と米国で離婚した。

夫婦は以前から離婚することで合意していたが、問題は3歳の息子だった。子どもがいる場合、韓国の裁判所で離婚訴訟を起こせば、相当な時間がかかる。そこで取った方法が「米国離婚」だった。知り合いの弁護士が「米国ネバダ州に行けば、すぐに離婚できる」とアドバイスしたのだ。女性は米国に居住してはいなかったが、仕事のために1-2カ月滞在することが多かった。そのため女性は米国で6週間働き、離婚申請の資格を得た後、簡単な手続きを経て夫と離婚したのだった。

この女性のように、米国に居住していなくても、たやすく離婚できるネバダ州に行き、離婚して韓国に帰ってくる若い夫婦が増えている。ソウルで活動している米国の弁護士は「かつては人目を避けたい芸能人や資産家が米国で離婚するケースが時々あったが、最近は一般市民も米国での離婚を選択するケースが増えている」と語った。

ギャンブルで有名なラスベガスが属するネバダ州は、離婚の手続きが簡単な州としても有名だ。米国人はネバダ州に行けば簡単に離婚することができ、外国人も6週間滞在した事実が確認されれば、身分証明書と運転免許証さえあれば離婚の手続きを取ることができる。夫婦のうち一人が滞在するだけでもよく、離婚申請をする際に夫婦が一緒に出向く必要もない。米国で下された離婚訴訟の判決文を韓国の地方自治体に提出すれば、特に判決を確認する手続きを取ることなく、家族関係登録簿の処理を通じ離婚の手続きが完了する。最近ネバダ州で離婚した男性(40)も「離婚がこんなに簡単にできるとは思わなかった」と話した。

ソウル家庭裁判所のある裁判官は「韓国の裁判所を避けようとする小ざかしいやり方だ」と指摘した。子どもがいる場合、韓国の裁判所を通じて離婚すれば最短で4カ月、最長で1年もかかる。協議離婚であっても、家事調査官との相談などをまず行う必要があり、それから3カ月間の熟慮期間を置かなければならないためだ。また、裁判を通じて離婚する場合、2-3週間に1回の頻度で裁判や調停に出廷しなければならない。記録の送達と2-3回の裁判や調停だけで数カ月はかかる。離婚問題専門のある弁護士は「時間がかかるのも、韓国国内に細かい記録が残るのも嫌なため、『米国離婚』を選ぶ人が大変増えた」と話した。裁判所の関係者は「離婚前にもう一度考えようという趣旨であらゆる仕組みを設けたが、それさえも嫌だと言って米国に行くような人たちを見ていると、苦々しい思いだ」と語った。

「米国離婚」を企んで、手痛いしっぺ返しに遭うケースもある。不倫などの過ちを犯したため韓国では離婚を請求できない「有責配偶者」が、米国に行き、配偶者に隠れて離婚の手続きを取って帰国し、その事実が発覚するというケースだ。配偶者は離婚の事実を知らず、後になって自分が書類上離婚したことになっていると知り、法的手段に訴えることになる。実際、不倫相手と結婚するため、妻に隠れて今年7月にネバダ州で離婚の手続きを取った男性は、ソウル家庭裁判所で離婚を無効とする判決を受けた。妻はさらに「電磁的記録不実記載(事実と異なる記録を公共機関などに登録する)容疑で夫をソウル中央地検に告発した。

崔燕真(チェ・ヨンジン)記者
ソース:朝鮮日報 2014/11/09 07:32
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/11/09/2014110900122.html