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:2015/03/01(日) 15:01:44.06 ID:
東北アジア外交関係の障害物として作用している過去の歴史葛藤問題に対し米国が「整理されたメッセージ」を出しました。

ウェンディ・シャーマン米国務部政務次官はワシントンDCカーネギー国際平和財団セミナーで韓・中・日3国、全部に責任があると指摘し、北朝鮮問題のような領域内共通懸案をめぐり、再び力を結集しようと注文しました。

シャーマン次官は「政治指導者が過去の敵を非難することによって、安い拍手を得るのは難しくない。しかし、このような挑発は進展ではなく麻痺をもたらす」と批判しました。

これは'過去の歴史挑発'をした日本ではなく、韓国と中国がこれを利用して国内政治に利用している点を指摘したことになるので議論の余地があります。

シャーマン次官の言及は東北アジアの過去の歴史葛藤解決法をめぐり多少方向性のなかった米政府の立場を整理した形で見せたという分析です。米国は歴史問題で韓・米・日安保協力が弱まり、対中国牽制が揺らぐと急いでこの問題を'縫合'する方向に外交力を行使すると解釈されます。

しかし、シャーマン次官のこのような見方は過去の問題の本質を明確につくことができず、東北アジア領域内の安定と秩序維持だけ強調して米国の戦略的・経済的利益を極大化するだけに重点を置いているという批判がぬぐえません。

特に第二次世界大戦当時、太平洋を戦場として日本と戦い、原子爆弾まで投下した米国としては'過去を覆って行こう'という式の立場整理が可能だが、
韓国のように日帝から一方的な侵略と強制併合にあった被害者にはその事情が全く異なる点を正しく理解できないのではないかという指摘も出ています。

ユ・ビョンス記者
ソース:SBSニュース(韓国語) 米'過去の歴史は覆って行こう'…韓・中・日に決心して要求
http://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1002857588

記者注:シャーマン次官の実際の発言
”it’s not hard for a political leader anywhere to earn cheap applause by vilifying a former enemy.
But such provocations produce paralysis, not progress.”
「どこの政治指導者にとっても昔の敵をけなして安い喝采を得るのは難しいことではないが、その
ような挑発は進歩ではなく麻痺を引き起こす。」
http://www.state.gov/p/us/rm/2015/238035.htm

関連スレ:【国際】米・シャーマン国務次官、日中韓の関係改善を促す[02/28]
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1425110201/