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:2015/03/17(火)12:53:34 ID:
イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」がイラク北部モスルの博物館で古代の貴重な石像などを破壊する映像を先月下旬に公開したが、そのほとんどは石膏(せっこう)で作られた偽物だったことが分かった。イラク当局が映像を分析し、確認したという。イスラム国は、イスラム教で禁じられた「偶像」に当たるとして破壊したが、その裏では略奪した石像などの文化財を密売し資金源にしているとされる。偽物破壊の“やらせ映像”は、世界の注目を集める宣伝活動に加え、本物を密売するための偽装工作との見方が出ている。

 古代遺跡の責任者明言

 偽物の破壊は、ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴィレが16日までに、イラク考古遺産庁の古代遺跡部門責任者、ファウジ・アル-マフディ氏の話として報じ、英紙デーリー・テレグラフ(電子版)などの欧州メディアも一斉に伝えた。

 それによると、マフディ氏は「映像で破壊されている(多数の石像などの)文化財はどれも本物ではない。いずれも石膏で作られたコピー(偽物)だ」と明言した。

 イラク国立博物館の学芸員が映像を丹念に解析し断定したという。国立博物館の責任者も「本物は博物館で保管されている」と語った。また、イスラム国が破壊したと主張したその他の文化財についても、他国の博物館などに所蔵されていることを確認したという。

 イスラム国が先月26日にネット上で公開したモスル博物館での破壊映像では、メンバーとみられる男たちが石像を台座から引きずり下ろしてハンマーや削岩機で粉々に打ち砕き、「これらの像に何十億ドルの価値があろうと、われわれにとっては無価値だ」などのナレーションが付けられていた。当初は博物館が所蔵していたメソポタミア文明の貴重な石像とされた。

 ただ、公開直後から「偽物ではないか」との指摘も出ていた。英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)考古学研究所のマーク・アルタウィール氏は英公共テレビ局、チャンネル4に「簡単に壊れている。石膏で作られているからだ。内部に鉄の棒が入っているのが見えたが、本物にはそんなものはない」と語っており、こうした専門家の指摘が裏付けられた。

続き SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp/express/news/150317/exd1503170000001-n1.htm
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=管理人補足=
公開日:2015/02/26