韓国 経済 
(イメージです。)


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:2015/04/08(水) 18:28:17.82 ID:
払う金額より得る金額が多い公務員・軍人年金の赤字を埋めるために国が負担しなければならない負債が初めて600兆ウォン(約65兆8700億円)を超えた。これを含めた国の負債総額も1200兆ウォンを初めて超え、公務員・軍人年金を至急に改革しなければ国の財政に深刻なしわ寄せが避けられない見通しだ。ぎりぎりな国の財政に韓国政府は来年度の全官庁の補助事業数を一括で10%縮小する対策を出した。

韓国政府は7日の閣議で「2014会計年度国家決算報告書」を議決した。これによると公務員年金など将来支給しなければならない負債まで含めた財務諸表上の国の債務は昨年末現在1211兆2000億ウォンで前年の1117兆9000億ウォンより93兆3000億ウォン増えた。国民1人当たり2400万ウォン余りの借金を抱えていることになる。

国の債務がこのように急に増えたのは公務員・軍人年金のための充当負債のためだ。韓国は世界的に高齢化のスピードが速い上に、払うお金より受け取る額が多い公務員・軍人年金支給方式のため国の負債が急激に増加している。こうした点を考慮して韓国政府は一般政府負債に30~40年後に支払わなければならない年金額を現在の価値で換算した年金充当負債を含めた財務諸表上の国の債務を2012年から算出している。この年金充当負債は昨年末に643兆6000億ウォンで前年の596兆3000億ウォンより47兆3000億ウォン増加した。負債全体で占める比率も53.1%で半分を超えた。

年金負債が増加したのは公務員・軍人在職者が126万3000人で前年より9000人増え、受給者数も48万2000人で前年より3万人増加したためだ。また、今年の公務員・軍人報酬引き上げ率が1.7%から3.8%に上がったことも影響を及ぼした。現代経済研究院のイ・ジュンヒョプ経済動向分析室長は、「年金赤字規模が急速に増加しており、次世代に大きな荷物になりなかねない。財政健全性を確保するためにも公務員年金改革を早急に実行しなければならない」と話す。

中央政府と地方政府が負っている純債務は昨年末530兆5000億ウォンで前年より40兆7000億ウォン増えた。充当負債を差し引いた国の債務が500兆ウォンを超えたのも昨年が初めてだ。国民1人当たり1052万ウォンとなる。政府支出が増加し実質的な財政健全性を示す管理財政収支は昨年の赤字幅が2009年の43兆2000億ウォン以降で最大となる29兆5000億ウォンで、昨年より8兆4000億ウォン増えた。檀国(タングク)大学経済学部のキム・ソンスン教授は、「成長潜在力を毀損してまで福祉政策を進めることはできない。過度だったり不必要な福祉支出を減らし、成長のための支出は増やさなければならない」と話した。

韓国政府はまだ財政健全性は良好な方だと見ている。国内総生産(GDP)比の国の債務比率(充当負債除く)は金融危機直前の2007年の28.7%から昨年は35.7%と7ポイント高まった。同じ期間に経済協力開発機構(OECD)加盟国が48.8%から74.1%に25.3ポイント上昇したのと比較すると悪くないという説明だ。しかし福祉制度が本格的に施行されてあまり過ぎていないため、雪だるま式の年金と福祉支出を防ぐことができなければ国の債務は急激に増えかねない。企画財政部のノ・ヒョンウク財政管理官は、「少子化と高齢化にともなう福祉財政増加傾向を考慮すればいまからさらに徹底して財政健全性と国の財政を管理する必要がある」と話した。

韓国政府はこのため来年度予算案を編成し2000件余りに達する官庁別の補助事業数を10%縮小することにした。補助事業は補助金を通じて民間や地方自治体の事業を支援するものだ。企画財政部のソン・オンソク予算室長は、「各官庁が自ら補助事業数が過度に多いと判断すれば他の事業と統合し、事業成果がなければ廃止しなければならない」と話した。ただ政府補助事業が減れば景気浮揚のための予算執行も減少するという懸念も出ている。韓国経済研究院のキム・ヨンシン副研究委員は、「予算縮小政策は景気浮揚と相反するがいまは財政健全性がさらに重要な時期だ」と話した。

ソース:中央日報 2015年04月08日10時04分
http://japanese.joins.com/article/694/198694.html?servcode=300§code=300
http://japanese.joins.com/article/695/198695.html?servcode=300§code=300