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(イメージです。)


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:2015/04/09(木) 07:21:30.34 ID:
日米の同時「格下げ宣言」に慌てる韓国:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150406/279607/?P=1


 韓国が慌てる。「このままでは米国や日本から仲間外れにされる」と思い至ったからだ。

復活するアチソンライン

鈴置:韓国保守の大御所、朝鮮日報の金大中(キム・デジュン)顧問が「二股外交をやり過ぎて米国に見限られそうだ。海洋勢力側に戻ろう」とコラムで主張しました。

 「 “第2のアチソンライン”を憂う」(3月31日、韓国語)がそれです。もちろん、この金大中氏は元大統領とは同姓同名の別人です。まず、冒頭部分を訳します。骨子は以下です。


•“第2のアチソンライン”が蘇ったのではないか? 1950年1月、ディーン・アチソン(Dean G. Acheson)米国務長官が米国プレスクラブで演説し、アジアの防衛ラインをアリューシャン列島―日本―沖縄を結ぶ一方、韓国と台湾を除外するいわゆる「島嶼防衛線」に言及した。
 
•これが“アチソンライン”だ。6カ月後、北朝鮮の金日成は米防衛線の外にある韓国に侵攻し、朝鮮戦争が勃発した。
 
•65年が過ぎた今、東海(日本海)を境界線に米日と韓中を両分する“アチソンの亡霊”が蘇った。
 
•一方の主人公は安倍政権で、米共和党の主流が相槌を打つ。反対側では台頭する中国が笑い、機会主義の韓国が及び腰で伺う。


米国は65年ぶりの「韓国疲れ」

「アチソンライン」は韓国人にとって悪夢と聞きました。

鈴置:その通りです。「米国は韓国を守らない」と言ったのも同然のこの発言が、朝鮮戦争の引き金になったからです。

 戦争勃発後は、米国は全力で韓国を助けたのですけれど。さらに、金大中顧問は65年前と現在の類似を次のように指摘します。


•第2次大戦で戦費を使い尽くした米国の財政、対外介入に疲れ果てた米世論、「韓国と台湾を守る価値があるか」との懐疑、半分が共産化された朝鮮半島の状況、李承晩(イ・スンマン)大統領の強硬路線などが、米国に韓国から手を引かせた。
 
•今の米国の状況も似ている。軍備と対外介入の縮小、中国の勢力拡大、日本の価値の上昇、中国との極端な対峙の回避、韓国内の左傾化と終末高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)配備などに見られる朴槿恵(パク・クンヘ)政権の二股外交が米国を疲れさせている。
 
•自国の防衛分担に消極的で、米国にただ乗りしようとする韓国への批判もある。だから米国が一歩後退し、日本を最後の防衛線と見なすのではないか、と憂慮せざるを得ないのだ。

(中略)

日本は高く評価されたのに

韓国人は「日本との扱いの差」をすごく気にしますね。

鈴置:実は金大中顧問のこのコラムの少し前に「米国から扱いを一気に落とされた」と危ぶむ、興味深い記事が韓国紙に載りました。

 韓国日報の「 米国、日本と比べ韓国にはますます冷ややかに」(2月24日、韓国語)です。書いたのはチョ・チョルハン・ワシントン特派員。ポイントを以下に翻訳します。 
 
•米国務省は「韓米同盟」を「米日同盟」よりも1段階低い等級に扱う雰囲気だ。国務省が最近出した「2015年 韓米関係の現況」では「両国は長い間の友情と協力を共有している」と記している。
 
•しかし、2014年にオバマ(Barack Obama)大統領が訪韓した際などに使った「韓米同盟は米国のアジア戦略の核心軸(Linchpin)」という表現は登場しなかった。
 
•一方、「2015年 米日関係の現状」では、米国の世界戦略を物心両面でサポートする日本を高く評価した後、米日同盟を「米国のアジア戦略の礎石(Cornerstone)」と規定した。


(後略)